概要
「別にロマネスコでもアーティチョークでも構わない」「良いわけねえだろ」
中学2年生の颯太は母のお遣いでセロリを買いに行く。その途中で喋る犬(ジャック・ラッセル・テリア)のジャックと出会い、はぐれた飼い主を一緒に探してくれと頼まれる。何でもかんでも物語上のメタファにしたがるジャックと颯太は雨の降りそうな曇り空の下、スーパーに向かうが……。
カクヨムコン11お題フェス「天気」に、かすってる程度ですが参加している作品です。
カクヨムコン11お題フェス「天気」に、かすってる程度ですが参加している作品です。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!「物語」には何が必要で何が不必要なのか――。
タグに「チェーホフの銃」とある通り、本作は「物語に登場するガジェット」の意義を問う小説です。
「チェーホフの銃」とは「物語に銃を登場させたなら、結末までに発砲しなければならない」という小説における約束事のこと。
でも本当に「チェーホフの銃」を究極に突き詰めることなんて可能なのだろうか?
例えばドラえもん。ドラえもんがネコじゃなくてイヌだったとしても大して変わらないんじゃないか?
例えばサザエさん。別に名前が「サザエさん」じゃなくて「ホタテさん」でも物語にはそんな影響ないのでは? あえて他のどの魚介類でもなく「サザエ」である意味は?
なーんて色々考えさせられます。「交換可…続きを読む