仕事のできる、格好良くて可愛らしさのあるヒロインを応援したい!

面白すぎて最新第8話までを一気読みしてのレビューです。
物語の世界にどっぷり浸からせてくれる安定の文章力で読みやすく、大正時代の吉原の様子が色鮮やかに描かれています。時代背景や吉原のシステムについての説明も小出しにしてくれていますので、興味深く読むことができますよ!

何より、ヒロインの高感度が高いです!
吉原芸者で身を立てている八重は、意外にもド根性系。三味線や唄の技術は折り紙付きで、周囲の人たちとの関係も良く、精神的に大人の女性なのです。
いいなと思い始めている茶屋の主人・信明との関係を深めることはご法度なのですが、八重の恋はゆるりと育ち始めていて……。
自分の気持ちにブレーキをかけながらも、変に反発することなく真っ直ぐに信明を見て、素敵だなと素直に思う八重もとっても素敵。心から応援したくなります……!

そんな八重の恋のお相手として、信明は十二分に格好良い男性です。なんだろう、やることなすこと粋なんです!
こんな彼が実はお堀の主で大蛇だとか、彼の茶屋が、実はあやかしたちが疲れを癒しにくる料亭だったりだとかいう情報があらすじにあるんですよ。
これは、今後が楽しみすぎでは!?

今ならすぐに最新話に追いつけます!
お薦めです(^^)!