なぜ嫌う? 今、君から出てきたものだろう。

狂気。もしくは、変態。

こんな言葉が似合う物語に御座いましたな。
しかし、ここまで『狂える』ことができるのも、ライトノベルの『野獣派』青山先生ならではなのやもしれません。


主人公は、……これは人より腸が長いのかな?
まあ、物語の言葉を借りるとヒューマンガスを、堪えられない人間だそうです。

まあ、年取るとこうなるんですよ。
子供もですが……。

このー、
一見、忌み嫌われる行為。恥ずかしい行為。
これに何かしらの『意味』を与えられないか? その一点を強くフォーカスしたのがこちらの作品にございます。


主人公は、オナラで何を得ることができたのか……




そしてそもそも、我々はなぜ、屁を嫌うのか?

屁の周波数をグラフかしたら、何かしらの管楽器と代用できるであろう。
人間が、腸や門を調整できたとして、『下の口』を楽器とできたなら、
それはもはや、楽器たり得るのである。

クラスに馴染めないかったやつが、ホームルームでカマした一発。
それ以来そいつに、あだ名が与えられ、やがて彼はクラスの中心人物に成り上がっていく……そんな物語を、近くで見ていたこともある。


屁を化学する。

……まあ、化学も何も生理現象だが……


こんなに屁について考えさせられる話を、一万文字も書いた先生には拍手を送りたい。



ご一読を。









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