概要
愛している。それでも私は娘を傷つけた。
長女・香椎ねむが生まれた日から、母・麻奈は日記を書き始めた。
生まれつき声を出すことのできないねむ。
手話、医療ケア、入院、学校、兄との関係――家族は失敗しながらも、彼女と一緒に少しずつ歩いていく。
娘を守りたい。
幸せにしてあげたい。
正しい道を選んであげたい。
けれど、その「愛情」は本当に、すべて正しかったのだろうか。
これは、障害を持つ少女の成長物語。
娘を愛し、傷つけ、間違えながら、それでも母親であり続けた一人の女性が綴った十一年間の記録。
『香椎家のぎゃくたいにっき』
生まれつき声を出すことのできないねむ。
手話、医療ケア、入院、学校、兄との関係――家族は失敗しながらも、彼女と一緒に少しずつ歩いていく。
娘を守りたい。
幸せにしてあげたい。
正しい道を選んであげたい。
けれど、その「愛情」は本当に、すべて正しかったのだろうか。
これは、障害を持つ少女の成長物語。
娘を愛し、傷つけ、間違えながら、それでも母親であり続けた一人の女性が綴った十一年間の記録。
『香椎家のぎゃくたいにっき』
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!七歳までは神のうち
痛ましく、悲しく、切実な日々の中で、ほんの一瞬の笑顔を必死に抱きしめようとする母の胸の内が描かれた日記です。
特別な子どもを育てることの過酷さは、たやすく想像できるものではなく、軽々しく想像することすら失礼にあたるかもしれません。ですが、作品を読み進めるにつれて少しでも理解を深め、見守る立場としてそっと隣に寄り添うような体験ができました。
この日記には、始まりの恐怖や苦しみ、天使と悪魔を行き来する新生児期の戸惑いから、一歩間違えれば命に関わる実存的な危機に直面して心が擦り減っていく姿、そしてほんの一瞬の幸せと温もりに支えられて再び立ち上がる母の姿が克明に描かれています。
「七歳までは神…続きを読む