私の語る、実話系怪談。私をいつもからかう二等機関士がとある事件をきっかけに幽霊として私の目に見えるようになる、そんな話。船の上での労働のきつさ、海上転落者やレッコといった専門用語がリアリティの骨格を支えている。重油特有の甘ったるさが厭に残る後味の作品。作家さんが元船乗りとのことで、もし他に怪異をご存じであるならまた読んでみたい、そう思わせる出来です。★2なのは私の掌編に対する最大評価が2であるからです。
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