概要
その匂い、調香してあげよう。元・魔王皇女の私が、ね。
魔王との戦争に勝利し、平和の戻ったアウローラ王国の王都ローゼンベリー。その一角に、香水屋がある。主人は戦争に敗れ、処刑されるはずだった魔族の姫ベルベッチカ・リリヰと、彼女の妹エレオノーラ。ベルベッチカは盲目だが、匂いによって世界を『視る』ことが出来、匂いに尋常でない執着をみせていた。様々な悩みを抱えた人を自然と惹きつける不思議な彼女の店。そんな或る日。連続殺人事件が起こる。
匂いを巡る不可思議の物語、ここに開幕――。
匂いを巡る不可思議の物語、ここに開幕――。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!盲目の元魔族皇女ベルベッチカ様の魅力に溢れた最高の調香師ファンタジー!
盲目でありながら、類稀なる嗅覚で世界の全てを「視る」元魔族皇女ベルベッチカ。処刑台に立たされても余裕の笑みを浮かべ、火山噴火を予知して王都の人々を救う知性と大胆さ。尊大な魔族皇女らしい口調と、妹エレオノーラへの優しさ、香水への異常なまでの執着。キャラクターを徹底的に作り込むまじゅ先生が描き出した、本当に魅力的なヒロインです。
特に第1話の噴火予知シーンは緊張感がすごくて、息を飲んで読みました。魔族と人間の和解や偏見、香りを通じた人間ドラマ……今後の展開が気になって仕方ありません。
既存の調香師ものとは違った、まじゅ先生の素晴らしい世界観が満載の異世界ファンタジー作品。
本当におすすめしま…続きを読む