盲目でありながら、類稀なる嗅覚で世界の全てを「視る」元魔族皇女ベルベッチカ。処刑台に立たされても余裕の笑みを浮かべ、火山噴火を予知して王都の人々を救う知性と大胆さ。尊大な魔族皇女らしい口調と、妹エレオノーラへの優しさ、香水への異常なまでの執着。キャラクターを徹底的に作り込むまじゅ先生が描き出した、本当に魅力的なヒロインです。
特に第1話の噴火予知シーンは緊張感がすごくて、息を飲んで読みました。魔族と人間の和解や偏見、香りを通じた人間ドラマ……今後の展開が気になって仕方ありません。
既存の調香師ものとは違った、まじゅ先生の素晴らしい世界観が満載の異世界ファンタジー作品。
本当におすすめします。