概要
そのグロ描写、すべて伏線。読み飛ばした者から真相に置いていかれる
土砂崩れで外界から断たれた山中の全寮制・鳥辺野学園。残されたのは生徒九人と教職員四人。連休のたった四日間で、生徒たちが一人、また一人と、異様に「派手な」死に方をしていく。
斯波累には、血痕が文字のように読める。彼女の目に、惨劇の現場はこう見えた――これは全部、私だけに宛てて書かれた「手紙」だ。
各章は、累が血と損壊から再構成した死者たちの最期の記録〈写本〉です。飛沫の一滴、欠損のひとつに至るまで、すべてが手がかり。目を逸らさずに読み切った読者だけが、探偵より先に犯人へ辿り着けます。
※本作には残酷描写・流血表現が多量に含まれます。苦手な方はご注意ください。
斯波累には、血痕が文字のように読める。彼女の目に、惨劇の現場はこう見えた――これは全部、私だけに宛てて書かれた「手紙」だ。
各章は、累が血と損壊から再構成した死者たちの最期の記録〈写本〉です。飛沫の一滴、欠損のひとつに至るまで、すべてが手がかり。目を逸らさずに読み切った読者だけが、探偵より先に犯人へ辿り着けます。
※本作には残酷描写・流血表現が多量に含まれます。苦手な方はご注意ください。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!怪奇そのもの
まだ途中までしか読んでいないのですが、素直に「これは埋もれていては勿体ない作品だ」と感じました。
凄惨な事件を描いているのに、単にグロテスクさで読ませる作品ではない。 血痕や傷、死体の状態そのものが「何かを語っている」という発想が非常に面白く、読み飛ばしてしまうことすら惜しくなります。
そして、斯波累という少女の特殊な視点が、この作品をただの殺人ミステリーとは違うものにしていると感じました。
まだ序盤なので真相については何も言えませんが、途中まででも「この先をちゃんと読みたい」と思わせる力があります。
ミステリーが好きな方はもちろん、少し変わった切り口の作品を探している方にも…続きを読む