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概要
上っても、下っても、0時4分。
目が覚めたら、出口のない非常階段だった。上っても下っても同じ踊り場。世界は一ミリも変わらない——変わっていくのは、私のほうだった。
濡れた靴。裂けた袖。手首のあざ。握りしめたままの、他人のボタン。一周ごとに「あの夜」が体の上に再現されていき、スマホの時計は一周に一分だけ、壊れた腕時計が指す0時4分へと近づいていく。
その時刻に、何が起きたのか。
※疲労・希死念慮にごく軽く触れる描写がありますが、回復の物語です。
濡れた靴。裂けた袖。手首のあざ。握りしめたままの、他人のボタン。一周ごとに「あの夜」が体の上に再現されていき、スマホの時計は一周に一分だけ、壊れた腕時計が指す0時4分へと近づいていく。
その時刻に、何が起きたのか。
※疲労・希死念慮にごく軽く触れる描写がありますが、回復の物語です。
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