概要
つぎは、せんせいのばん?
霊能力者・間宮響子のもとに、ある女性から「亡き息子の声がする家を調べてほしい」という依頼が舞い込む。札幌郊外の古びた一軒家は、かつて火災で多くの子どもが死んだ養護施設の跡地に建ち、二階の押し入れから夜ごと泣き声が聞こえるという。調査に赴いた響子は、家の中に渦巻く異様な気配と、依頼人の息子が生前その家に預けられていた事実を知る。やがて押し入れの奥から現れたのは、焼け爛れた子どもたちの怨念と、依頼人の罪悪感が混ざり合ったおぞましい存在だった。さらに、その家では義母が子どもたちを押し入れに閉じ込める虐待を繰り返していたことが明らかになる。響子は少年の魂を救うため、自らを“器”にして怪異を封じ込めるが、焼け落ちたはずの家の呪いは終わっていなかった。家は消えたのではなく、響子の押し入れへと“引っ越して”きていたのだった。
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