概要
彼に残された最後の仕事。それは衝撃の結末へとつながる!
オレの雇い主は、BJ。
アメリカ軍特殊部隊の兵士だ。
人を殺すことにかけて、こいつの右に出る者はいない。
仲間達はBJの指示を受け、次々と敵を仕留めていく。
爽快だった。
誇らしかった。
オレも早く活躍したかった。
だが、戦況は悪化し、仲間達は一人また一人と姿を消していく。
そして気づけば、残されたのはオレとBJだけだった。
ずっと待ち続けた出番が、ようやく訪れる。
彼に残された最後の仕事それが何を意味するのか。
衝撃の結末が待ち受ける。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!~ 語り手の正体が分かった瞬間、背筋が凍る ~
最後の一行を読んだ瞬間、最初から読み返したくなりました。「仲間達」「出番を待つオレ」「BJに触れられた」——すべての描写が、銃弾の視点だと分かった瞬間に全く違う意味に変わる。この反転の設計が見事です。
BJという人物の衰弱していく過程——熱のある指示から虚無の表情へ、そして「約束だ、仇を打つ」という最後の熱——が丁寧に積み上げられているからこそ、ラストの残酷さが際立ちます。戦争の英雄譚のような語り口のまま終わる「オレの、最初で最後の仕事だった」という一文の静けさが、後を引きます。
1,500字という制約の中でここまでの仕掛けを成立させる構成力は本物です。