概要
〈剛力〉の加護を持つリュティシア王女は隣国へ嫁ぐ。
だが顔合わせの時に起こった事故で、婚約者の王子は面目丸つぶれ。婚約破棄を言い渡されてしまった。
しかし王女を追い返したりすれば外交問題。他に結婚できる相手を探せ――と白羽の矢が立ったのは、先妻を亡くし、6歳の息子がいる王弟殿下!
――待って、この義理息子、可愛すぎるんですけど!?
●リュティシア 〈剛力〉の加護を持つ姫君
●フェリスベルト 妻に先立たれた青年。王弟
●エドゥアルド 母を知らない男の子
★★★ カクヨム公式より、ときめく小説大賞の部門別オススメ作品にピックアップしていただきました! ★★★
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おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!豪快、それ以上に繊細。誰かの幸せを願い願われ、結ばれていく家族の形
隣国の婚約者との初顔合わせ! 突如、落下してきた燭台! 〈剛力〉発動! 咄嗟に飛び出したリュティシア! 婚約者に肩が当たったけど仕方ない! 間一髪で王太子夫妻を救った! すごい!
けど、婚約破棄されちゃうんです。婚約者を跳ね飛ばした馬鹿力女って。
表紙をパッと見たときの情報や、こうして抽出したストーリーだけを見ると、ドタバタしたキャラ性とストーリーで押し切るラブコメかな?なんて印象を受けるかもしれません。実際そういう要素も含まれているのですが、それ以上に自分は、しっかりしていて繊細な作品であることを感じました。政治とは~王家とは~の部分や世界観がきちんと描かれ、各キャラの心情等もとても…続きを読む - ★★★ Excellent!!!その拳は、愛にコーティングされている
人を救ったにもかかわらず、その力を疎まれて婚約破棄された王女リュティシア。新たな婚約者となったのは、先妻を亡くし、六歳の息子エドゥアルドを育てる隣国の王弟フェリスベルトでした。
痛快な導入に惹きつけられて読み進めると、見えてくるのは、この物語がさまざまな愛で編まれていること。
母になりたい王女と、母を待っていた幼い息子。亡き人への想いを抱えながら、少しずつ夫婦になっていく二人。彼らを温かく迎える王弟家の人々。
そして何より印象的だったのは、武力の扱いです。
リュティシアの拳は無敵ですが、その本気が振るわれるのは大切な誰かを守るための最後の手段。
力があるからこそ先に知恵と愛を尽くす。だ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!よくある異世界ロマンスと侮るなかれ!
まず、タイトルに目を引かれます。引かれますよね? 私は惹かれました。
『拳にモノを言わせますけど、よろしくて?』
拳にモノを言わせるというやや物騒な言葉と、よろしくて? というお嬢様言葉とのギャップが、この物語の魅力の一つを短いながら的確に伝えています。
そしてもう一つ注目すべきは、あらすじ欄の注意書きの一つ。
「性根の腐った人・心底からの悪人・度し難いバカが登場せず、比較的ストレスの少ない仕様です」
本当かな? とドキドキしながら読んでいましたが、本当にそうでした。
拳あり、笑いあり、感動あり、ドキドキあり、キュンキュンありの素晴らしい作品です。
よくある異世界ロマンスと侮るなか…続きを読む