概要
第一章 堂々完結
11万文字の圧倒的知略サスペンス、今なら一気読みできます。
昼は地味な昼職のOL。しかし夜の帳が下りる時、彼女は圧倒的な観察眼と冷徹な知略で夜の街を支配する『ヘルプの神様』へと変貌する。時給、ノルマ、売上、そして顧客の心理――。
銀座と六本木の利権を巡る女帝たちの政治交渉。立ちはだかる強欲な実父との因縁。そして、私情に流された仲間を「ここには、決して曲げられないルールがある」と冷徹に切り捨てる、気高き支配者としての孤独な覚悟。
職人が一本の糸を紡ぎ、命を吹き込んだ京友禅を身に纏い、沙夜はついに自らの城の重厚な扉を開け放つ。
「――いらっしゃいませ。ようこそ『クラブ紡』へ」
夜の銀座のリアルなルールと人間の狂気をソリッドに描く、本格経済ヒロインサスペンス。ここに堂々開幕!
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!「派遣ホステス」と「人情もの」が好きなあなたへ
昼は会社員、夜は依頼を受けて様々な店を渡り歩く派遣ホステス。
そんな沙夜が、経験と機転で鮮やかに問題を解決していく物語です。
華やかな夜の世界と、そこで生きる人たちが丁寧に描かれ、そんな魅力的な人物たちが沙夜の接客を通して、少しずつ変わっていくのが見所です。
【行動で魅せる】
答えを渡すのではなく、沙夜は行動で相手に伝えます。それもちょっと天然なところのある沙夜だからこそ、押しつけがましくありません。
機転で切り抜ける姿には、沙夜ならどうにかしてくれそう、という安心感があります。
【謎を追うと、主人公を好きになる】
特に印象的だったのが第5話に当たる三日間。こちらはぜひ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!地味OL×派遣ホステス⁉️ 秘密を抱えた彼女が銀座の常識を変えていく
「私はただの派遣ホステスです」
その女、何者――?
同伴しない。アフターもしない。
それでも一流客が彼女を求め、銀座の頂点に立つ者たちが手を差し伸べる。
ただのホステスでは終わらない。
彼女が背負う秘密と、待ち受ける運命とは――。
地味OL・沙夜が、銀座を揺るがす存在になるのか?
祖父が残した遺言。
受け継ぐべきもの。
そして、奪われようとしている大切な場所。
立ちはだかる相手は――実の父。
持っているのは、財力でも権力でもない。
彼女が集めたのは、人の心という最強の味方だった。
二百億を巡る戦いが、今始まる。
現在、第71話まで公開中!
果たして沙夜は、自分の力で未来を掴…続きを読む - ★★★ Excellent!!!欲望の世界をまとめあげる鋭い観察眼
舞台は銀座や六本木などの高級クラブやキャバクラ。
主人公の沙夜は「同伴やアフターをしない」というスタンスの派遣ホステスでありながら、圧倒的な観察力や接客技術で様々な席やお店に派遣されていきます。
そんな夜の世界を描いた本作の魅力は、沙夜を通じた極上の現場マネジメントの視点です。
それほど沙夜は場を読む力や問題解決術に優れており、こういう人物こそ真にコミュ力が高いというのだろうなと深く感じたものです。
そんな世界を描き切る作者様の観察眼の高さも容易に想像することができ、信頼感を持って読書を楽しむことができました。
物語の中では、華やかさだけではない夜の街のドロッとした裏側の構造が細か…続きを読む