主人公・神崎翔太は自分の才能が数字となって見えて、どんな練習をすれば成長するかが分かるが……野球選手としてそれを忠実に守っていれば、必ず報われるわけではない。
事実、作中でもどう行動すればいいか、苦悩している。
成長よりもこの苦悩の数だけ彼は成長しているように思える。
野球は数字が全てではない!
この言葉に尽きるのだと思う。
色々、人よりも見えてしまう主人公・神崎翔太だからこそ、野球人生は平坦なものではないだろう。
むしろ、数字が見えることが茨の道に進むことと同義だ。
努力をすれば、少しばかり、成長すると分かるのだから。
この祝福であり、呪いを身にいったい、どんな結末を迎えるのか、楽しみである。