概要
風は巡り、少女は微笑む。これは、風が繋いだ物語。
アストディア大陸――
この大陸には「黒影」と呼ばれる厄災が存在する。
姿は影。
音もなく現れ、生きる者を襲い、
一度降り立てば、その地に根付き侵食を広げていく。
西――魔都テセルス。
魔道士たちが魔法によって黒影に抗う。
東――剣聖国イヴァルナ。
魔力なき者たちが、剣と鋼で黒影に立ち向かう。
だが、黒影の数は確実に増え始めていた。
そして魔都テセルスにも、少しずつ変化が訪れる。
「時代の流れだ。」
代表ルーフェンスの言葉により、
魔道士マーベリックはテセルスを去ることになる。
教え子のアストラ、ウェズリーと別れ、
当てもない旅へ。
その途中、空から落ちてきた少女――ウェンティと出会う。
「お主、名はなんという?わしはウェンティじゃ!」
二人は共に大陸を巡り、
やがて海沿