十九世紀、禁忌の怪物DEMOSの蔓延る時代に世界政府は秘密機関Night Mareを設立した
そんなNight Mareの万年調査員の主人公リベラル、彼は今まで誰ともリンクできないため落ちこぼれ扱い
一方、銀髪の青年リックは盗人暮らしをしているが、実は己の体を武器にできるオーガニクスの一人だった
お互い誰ともリンクできない二人の魂の波長がピッタリ合い、相棒となると言う作品です
このDグレイマンとソウルイーターを合わせたような世界観がとても秀逸で、また文章が上手くスルスルとテンポよく読めました
今後二人がどんな冒険をするのか楽しみです
行き倒れたリベラルを拾い、卵も肉も牛乳も使って食事を作るリック。面倒見のいい青年だと思った直後、それが彼の一週間分の食料だったと明かされます。しかも、返礼に求めたのは盗みの手伝い。駆け出し神父を相手に、逃げ道を一つずつ塞いでいくリックが抜け目ありません。
一方、罪悪感に耐えきれず観念したリベラルも、盗みの標的と自分の調査先が同じだと分かれば、手を差し出す。噛み合わない会話を重ねていた二人の目的が、ここでぴたりと重なる流れが見事でした。
「短い間だけ」と手を合わせたはずなのに、丸腰をごまかすため木の枝を振るリベラルと、呆れながら短剣を貸すリックを見ていると、すでにこの二人をもっと見ていたくなります。
さらに、誰ともリンクできなかったリベラルが、リックとはリンクできた。偶然に始まった縁が、共鳴率の測定や人工オーガニクスの存在へつながり、物語の世界まで一気に広がっていきます。
二人がこれから何に出会い、何を乗り越えていくのか。どう見ても、短い間では終わりそうにありません。
続きを追っていきたくなる作品です。
調査員兼駆け出しの神父であるリベラルは、任務のため治安の悪い街を訪れるも財布を盗まれ空腹で力尽き、そこで偉そうな貴族だけを狙う盗賊のリックと出会うことで物語は始まります。
まず魅力的なのは、リベラルとリックの性格が対照的なところです。
のんびり屋でお人好しのリベラルに対し、リックは無愛想で口が悪い。
また「DEMOS」や「世界政府」などの世界観は興味深く、謎が残されることで気になりながら読み進めました。
コミカルからシリアスへの切り替えも秀逸で、リックの強さが明確になっていく流れにはワクワクしました。
序盤を拝読したうえでの感想にはなりますが、二人の出会いの先にどのような運命が待っているのか楽しみです。
対照的な二人が立ち向かうスリルのある物語を、ぜひご堪能ください。
第二章のラスト読了時点でのレビューです。
本作は、治安の悪い街を舞台に、DEMOS対抗組織「Night Mare」の調査員リベラルと、盗賊として生きるリックが、ある出来事をきっかけに出会うところから始まる物語です。
二人は性格も立場も正反対。
どこか抜けていて親しみやすいリベラルに、ぶっきらぼうだけど面倒見の良い元盗賊のリック。立場も性格も異なる二人のバディは見ていてとても楽しいです!
コミカルなやり取りだけでなく、緊張感あふれるスリリングなアクションも魅力的。
物語も追いやすく文章も読みやすいため、あっと言う間にストーリーの深みにハマりました!
二人がこれからどのような関係を築き、どんな運命を辿っていくのか続きが楽しみな作品です!