最初は、少し抜けていて優しいリベラルさんと、口は悪いけれど面倒見のいいリックさんの出会いが、どこか楽しいバディものみたいに読めました。でも屋敷に入ってから、空気が一気に変わるんです。血痕や異臭、普通の武器が効かないDEMOSの怖さが出てきて、あ、これは本当に危ない世界なんだなと感じました。
特に好きなのは、二人がどちらも「誰とも合わなかった」存在だというところです。落ちこぼれ同士みたいに見えて、その二人だからこそ繋がれる感じが熱いです。リベラルさんの優しさも、ただ柔らかいだけじゃなく、怖くても民間人を守ろうとする芯があって惹かれます。
ダークさと相棒感のバランスが良くて、続きを追いたくなる作品です。
第一章(1~5)を拝読いたしました。
リベラルとリック、性格も立場もかなり違う二人なのに、一緒になると不思議と相性が良い感じに引き込まれました。
最初の出会い方からしてなかなか強烈ですが、そこから少しずつ二人の関係ができていく過程が楽しくて、自然と続きを読みたくなります。
リベラルはどこか飄々としている一方で、リックはぶっきらぼうながらも面倒見がよくて、この二人の温度差が楽しいです。シリアスな雰囲気の中に二人のやり取りによるコミカルさもあって、重くなりすぎず、大変読みやすかったです。
そして、それぞれ別の目的で動いていた二人が、実は同じ場所を目指していたという展開も印象的でした。ここまで別々に進んできた物語が、ひとつの場所で交差していく感じが気持ちよかったです。
5話の最後で二人がいよいよ本格的に同じ舞台へ踏み込むところまで読めて、ここまでの二人の出会いからの流れを含めて、楽しく読ませていただきました!
この作品は、人を喰らう怪物〈DEMOS〉が存在する19世紀を舞台に、落ちこぼれ調査員リベラルと元盗賊リックの二人を描いた異能バディファンタジーです。
特に印象的なのが、これまで誰ともリンクできなかった二人が、絶体絶命の状況で初めて互いの力を重ねるところです。武器へ姿を変えるリックと、それを扱うリベラルという関係がここで完成し、正反対に見える二人だからこそ噛み合っていくところに面白さを感じました。
また、本来は戦闘を担当しないリベラルが、規則違反になると分かっていながら、目の前にいる人々の命を守るために戦うことを選ぶ姿も印象的です。普段のおっとりした雰囲気とは違う、彼自身の芯の強さがよく表れています。
単なる異能バトルではなく、周囲から落ちこぼれと呼ばれてきた二人が、互いにしかできないことを見つけ、少しずつ相棒になっていくところが、この作品の大きな魅力だと思います。
序盤までの紹介となりますが、リベラルとリックに隠された秘密や、二人がこれからどのような相棒へ成長していくのか、これからも追いかけて行きたいと思います
……ほう! 十九世紀、禁忌の科学、人喰い怪物DEMOS!
実に素晴らしい! 実に危険だ! つまり私の大好物だ!
人間が科学の力で怪物を生み出し、その怪物を今度は人間が討伐する。
いやあ、身勝手ですねえ、人類!(笑)
そして主人公は、落ちこぼれ調査員。そこへ元盗賊の皮肉屋が加わる。
……なるほど。
怪物より人間二人のほうが、よほど面倒そうだ!
しかも「誰ともリンクできない」青年と、武器へと姿を変える青年のバディ。これは実験材料として……いやいや、研究対象として実に興味深い!
私なら二人を見て、
「リンクできない? では私が実験を――」
……いや、待て!
その実験をやった結果がDEMOSなのではないか!?
これは研究者として見逃せない。
だが、研究したくない。
非常に悩ましい作品である!
十九世紀、禁忌の怪物DEMOSの蔓延る時代に世界政府は秘密機関Night Mareを設立した
そんなNight Mareの万年調査員の主人公リベラル、彼は今まで誰ともリンクできないため落ちこぼれ扱い
一方、銀髪の青年リックは盗人暮らしをしているが、実は己の体を武器にできるオーガニクスの一人だった
お互い誰ともリンクできない二人の魂の波長がピッタリ合い、相棒となると言う作品です
このDグレイマンとソウルイーターを合わせたような世界観がとても秀逸で、また文章が上手くスルスルとテンポよく読めました
今後二人がどんな冒険をするのか楽しみです
行き倒れたリベラルを拾い、卵も肉も牛乳も使って食事を作るリック。面倒見のいい青年だと思った直後、それが彼の一週間分の食料だったと明かされます。しかも、返礼に求めたのは盗みの手伝い。駆け出し神父を相手に、逃げ道を一つずつ塞いでいくリックが抜け目ありません。
一方、罪悪感に耐えきれず観念したリベラルも、盗みの標的と自分の調査先が同じだと分かれば、手を差し出す。噛み合わない会話を重ねていた二人の目的が、ここでぴたりと重なる流れが見事でした。
「短い間だけ」と手を合わせたはずなのに、丸腰をごまかすため木の枝を振るリベラルと、呆れながら短剣を貸すリックを見ていると、すでにこの二人をもっと見ていたくなります。
さらに、誰ともリンクできなかったリベラルが、リックとはリンクできた。偶然に始まった縁が、共鳴率の測定や人工オーガニクスの存在へつながり、物語の世界まで一気に広がっていきます。
二人がこれから何に出会い、何を乗り越えていくのか。どう見ても、短い間では終わりそうにありません。
続きを追っていきたくなる作品です。
調査員兼駆け出しの神父であるリベラルは、任務のため治安の悪い街を訪れるも財布を盗まれ空腹で力尽き、そこで偉そうな貴族だけを狙う盗賊のリックと出会うことで物語は始まります。
まず魅力的なのは、リベラルとリックの性格が対照的なところです。
のんびり屋でお人好しのリベラルに対し、リックは無愛想で口が悪い。
また「DEMOS」や「世界政府」などの世界観は興味深く、謎が残されることで気になりながら読み進めました。
コミカルからシリアスへの切り替えも秀逸で、リックの強さが明確になっていく流れにはワクワクしました。
序盤を拝読したうえでの感想にはなりますが、二人の出会いの先にどのような運命が待っているのか楽しみです。
対照的な二人が立ち向かうスリルのある物語を、ぜひご堪能ください。
第二章のラスト読了時点でのレビューです。
本作は、治安の悪い街を舞台に、DEMOS対抗組織「Night Mare」の調査員リベラルと、盗賊として生きるリックが、ある出来事をきっかけに出会うところから始まる物語です。
二人は性格も立場も正反対。
どこか抜けていて親しみやすいリベラルに、ぶっきらぼうだけど面倒見の良い元盗賊のリック。立場も性格も異なる二人のバディは見ていてとても楽しいです!
コミカルなやり取りだけでなく、緊張感あふれるスリリングなアクションも魅力的。
物語も追いやすく文章も読みやすいため、あっと言う間にストーリーの深みにハマりました!
二人がこれからどのような関係を築き、どんな運命を辿っていくのか続きが楽しみな作品です!