タイトルにある通り、「風」がキーワードになっています。プロローグの「風の吹く音」から始まり、「肺に入る乾いた空気」「風の鳴き声が震えてる」といった表現のおかげで、読者もマーベリックに没入しやすいような気がします。他にも、湖の透明度や夕陽の赤など、色彩の対比も鮮やかでした!
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(350文字)
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(192文字)
人との繋がり、仕草、世界観をゆっくり丁寧に書いた物語です。自分もその世界に入り込める。そんな物語です。世界設定やその他の説明らしい説明がありません。(キャラ同士の話の中にくみこまれてる?)だから読みやすいんだと思います。ファンタジーは好きだけど小説は嫌いという方にもオススメですね。それに作者さんは近況ノートに各キャラの画像出してくれてるのでそのキャラを動かしながら読むことができます☆
風や空気の描写が丁寧で、読んでいて世界に“静けさ”がちゃんとあるのが好きです。マーベリックも、力ではなく“人望”で周囲と繋がってる感じが良いですね。あとアストラとの距離感が自然でかなり好きでした。穏やかな空気の裏で、黒影や世界の変質がじわじわ進んでる不穏さもかなり惹かれます。