概要
医療が魔法で済む世界では、人の体に手を突っ込むのは犯罪と紙一重らしい。
触ることでしか、人を診ることはできない。
特に戦場医療の現場では、最後にものを言うのは軍医の『手』だ。
近未来日本の軍医療部隊に所属する女軍医、ハンニバル。専門は救急医療と戦傷外科。
戦場で誰より早く患者に触り、命を引きずり戻す彼女の日常は、ある日突然異世界に飛ばされてしまったことで激変する。
魔法で医療が完成している、ちょっと歪な世界。
患者に触って治すことを、この世界の住人はどうも知らないらしい。
神の手が早すぎて、人の手が怠けてしまった世界ーー
ハンニバルは元の世界に戻るため、そして食い扶持を稼ぐ為、
ときどき奇跡、ときどき犯罪者と誤解されながら、ただの人の『手』を振るう。
※女性主人公です。恋愛要素は薄め。
※チートや無双はありません。
※本作はフィクションです。
登場す