わずか二桁の文字に込められた年月。二人で刻んだ人生の時計。杖が叩く音が食い違う。深く説明されないがゆえに、想像の余白が生まれる。あるいは、ずっと同じ時を生きてはいられなかったのかもしれない。晩年に杖を打ち鳴らす音が耳に残る。
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