かつて世界を救うために結成された特別編成チームの過去と、十二年経っても解けない「呪い」を描くダークファンタジーの幕開けです。仲間たちの歪みや、自己犠牲によって奇跡をもたらした司祭・ラムダの選択、そして現在の5人を縛る因縁が圧倒的な筆致で綴られています。重厚な世界観と謎が謎を呼ぶ先の読めない展開に、一気に引き込まれます。
手記を通して語られる12年前の真実、一文字ずつ噛み締めるように拝読しました。 ラムダ司祭の優しさが、醜い悪意によって追い詰められ、最悪の形で昇華されてしまった展開が本当に切ないです。 単なる英雄譚ではなく、人間の醜さと「消えない呪い」という重いテーマが描かれていて、タイトルの『流水の風来坊』が今後どう関わってくるのか、期待が膨らみます!
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