概要
強くなるためには心身の一部を差し出すってマジ……?
「愛する人が祟りに堕ちた──その日、俺の人生は終わった」
“祟り”
それは人の絶望や無念から生まれる、人を狂わせ壊す異形。
国はその脅威をD〜SSに分類し、最上位“名祟”は国家壊滅級とされる。
彼女を喰ったのは、その一つ下──S級“八祟”の眷属だった。
救えなかった恋人。祟りと共鳴する異常な体質。
命を削る祓師となった俺は、欠けた仲間たちと共に戦い続ける。
──たとえ記憶が消えても。
今度こそ、大切な人を守り抜くために。
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