概要
「……そうよ! 働けばいいのよ!」
――ほんっと最悪!!!
十八歳の誕生日、アニカ・リーデルガルドは婚約破棄を突きつけられる。
両親も来賓も全てを放って逃げ出したその先で一人の男性に出会うも、それは運命の出会いなんかじゃ全くなかった。
そう、彼はめちゃくちゃ失礼なヤツだったのだ!
今まで周りの目ばかりを気にして感情を押さえこんでいたけれど、それももうおしまい。
誰かが望む自分を演じるのなんて、もうまっぴらごめんだ!
「それでは、ご機嫌よう!」
こうしてアニカは新しい一歩を踏み出す。
働くという新しい道を模索しようと一念発起した彼女に舞い込むのは予期しないチャンスだった。
『リーゼリウム帝国国立図書館からの招待』
魔導書≪グリモア≫のみを扱う有名な図書館から従業員を募集する内容の手紙が彼女の元に届く。
すぐに二言返事
十八歳の誕生日、アニカ・リーデルガルドは婚約破棄を突きつけられる。
両親も来賓も全てを放って逃げ出したその先で一人の男性に出会うも、それは運命の出会いなんかじゃ全くなかった。
そう、彼はめちゃくちゃ失礼なヤツだったのだ!
今まで周りの目ばかりを気にして感情を押さえこんでいたけれど、それももうおしまい。
誰かが望む自分を演じるのなんて、もうまっぴらごめんだ!
「それでは、ご機嫌よう!」
こうしてアニカは新しい一歩を踏み出す。
働くという新しい道を模索しようと一念発起した彼女に舞い込むのは予期しないチャンスだった。
『リーゼリウム帝国国立図書館からの招待』
魔導書≪グリモア≫のみを扱う有名な図書館から従業員を募集する内容の手紙が彼女の元に届く。
すぐに二言返事
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!魔導書と仲良くできる稀有な無能令嬢が、心機一転ハッピーエンド!
魔力のないヒロインは、18歳の婚約パーティーで婚約破棄されてしまうのだけど、逃げ出した先で出会った人に、図書館での仕事を紹介され……という話。
仕事は魔導書の解析という、魔導書の中の人と仲良くなる仕事。この世界の魔導書は人が変化したモノまたは人が閉じ込められたモノみたいで驚きです。本なのに話すのです。面白かった!
出会いの印象は良くなかったものの、仕事を通してお互いに好意を持ち合う過程が丁寧で、ときめきました。
姉妹仲が良いのも良かったし、義兄との関係が良いスパイスで面白かったです。
元婚約者がどうなったのか少しだけ気になるけれど、ヒーローとの恋愛に関係ないし、甘くまとまってのハッピー…続きを読む