怖い夜の、やさしい終わり。

「四夜語り」は、夜更けにそっと聞かせてもらうような、静かで恐ろしいお話です。
金縛りや気配といった身近な怖さが、淡々とした語りによって少しずつ心に染み込んできます。

けれど最後に残るのは、恐怖よりもあたたかさ。
四夜目で語られる別れと再会の話が、ぽっかり空いた心をそっと埋めてくれます。

怖い話が苦手な人にも、読んでもらいたい優しいお話だと思います。

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