概要
誰の娘であるかは関係ない。私は、自分の意志でこの国の王となる。
その日、太陽神の加護厚き王国は灰の魔女の手に落ちた。
魔物の襲撃で優しい夫を失ったエウェルは自分がこの国の王女だったことを思い出す。
家族を、国を、愛する人を奪われたエウェルは復讐を糧に立ち上がる。
王国を取り戻す旅の果てに彼女が見つけるのは「王の使命」か、「新しい愛」か──
禁断の血を引く王女が仲間と共に灰の空に太陽を取り戻すまでの旅路。
グリアンロンの叙事詩が今始まる。
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