概要
舞台は帝都東京、大正十三年。和洋折衷が街を彩る大正十三年の春。袴に編み上げブーツ、レース傘にモダンカフェ。「モガ(モダンガール)」という言葉が流行りはじめた女学生界隈の片隅で、異端中の異端、“かわいいは正義”が爆誕する。
「うち、“自由主義”とか“大日本主義”とか、もう飽き飽きやねん。 もっと自分らしさってもんがあってええやろ?」
銀座のカフェで紅茶を啜りながら、主人公・綾小路千登勢(17歳)は吠える。
──これは、大正の風を纏いながら、“私らしく生きること”を思想に昇華していく、一人のギャルの物語。
※本話だけでも雰囲気や世界観を楽しめると思いますので、お気軽にどうぞ。続編も進行中ですが、不定期となっています。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!あーし今最強級に可愛いの♪
かわいいの嵐を巻き起こす名作です。
多くの皆さまがおっしゃられている通り読むべき作品です。
キャラクターの個性、表現力、描写の精度、
物語の展開力、どれもが一級品です。
以上でございます。
想いは全ては冒頭に込められていますので!
この先からは痴態を晒します。
これもすべて本作を読んだ影響ですので、
恐らく皆さまもこうなるのではないでしょうか。
生まれ変わるならギャルになりたい。
オタクに優しくしてあげたい。
あーしって言いたい。
ネイルを武器にしたい。
かわいいを貫きたい。
ギャルから好かれたい。
あ、そろそろやばいのでここまでとします。
追伸
私は本作の…続きを読む - ★★★ Excellent!!!激動の時代に『かわいい』を貫く!
大正十三年。モダンカフェの店内。女学生服に紫紺の袴、栗色に染めた髪をロンドン製リボンでツインに括り、紅茶を啜る少女——綾小路 千登勢の姿が、そこにあった。
「どんな時代が来ても、“好き”と“キラキラ”を捨てん女が一番かっこええって、証明したる。大正の世にギャルが咲いたら、どんなけ強いか見せたるさかいな」
千登勢の大正ギャル革命が、今、はじまる……!
ネタ良し・キャラ良し・テンポ良し!
ブレない信念を持つギャルと、大正デモクラシーという波乱の時代が、絶妙にマッチしております!
表現も多彩でモダンなイメージを掻き立てつつ、決して冗長にならない裁量も見事!
歴史知識が無い方も、気軽に飛び込…続きを読む - ★★★ Excellent!!!大正ギャルの思想バトル。可愛いは正義。ではその反対の正義とは
"可愛いは正義"という信念を引っ提げ、大正ギャルが思想バトルでガチ討論。
"可愛い"という一本槍をブッ刺していく。
反自由主義という思想か、国家論という理想か、良妻賢母という価値観か、暴力という現実か、詩という表現か
あなたは"可愛い"をどう定義する?
正直、自分にはこの物語の意味を半分も理解出来ていない
哲学や思想、イデオロギーって難解で、その時代価値観や環境などの前提知識があってこそ奥深さが生まれたりするので、なんか大正時代って自由主義が入って来て華やかだよね!ぐらいのイメージしかない自分には、ああこういう時代だったのかなみたいな空気感になる。
それでも、ギャルは可愛い!可愛い…続きを読む