激動の時代に『かわいい』を貫く!

大正十三年。モダンカフェの店内。女学生服に紫紺の袴、栗色に染めた髪をロンドン製リボンでツインに括り、紅茶を啜る少女——綾小路 千登勢の姿が、そこにあった。
「どんな時代が来ても、“好き”と“キラキラ”を捨てん女が一番かっこええって、証明したる。大正の世にギャルが咲いたら、どんなけ強いか見せたるさかいな」
千登勢の大正ギャル革命が、今、はじまる……!



ネタ良し・キャラ良し・テンポ良し!
ブレない信念を持つギャルと、大正デモクラシーという波乱の時代が、絶妙にマッチしております!
表現も多彩でモダンなイメージを掻き立てつつ、決して冗長にならない裁量も見事!

歴史知識が無い方も、気軽に飛び込んでみて頂きたい!

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