概要
本当に助けたのは、彼女だった。 でも、運命になったのは――私だった。
人魚姫の物語に、私の名前は出てこない。
王子に見初められ、妃として迎えられた――それが私。
けれど、ある時、知ってしまった。
あのとき海辺で倒れていた王子を、助けたのは『言葉を持たぬ彼女』でした。
これは、童話『人魚姫』に登場しない姫の視点から描かれる、もうひとつの愛と祈りの物語。
風の精となった彼女を、どうか、忘れないで。
王子に見初められ、妃として迎えられた――それが私。
けれど、ある時、知ってしまった。
あのとき海辺で倒れていた王子を、助けたのは『言葉を持たぬ彼女』でした。
これは、童話『人魚姫』に登場しない姫の視点から描かれる、もうひとつの愛と祈りの物語。
風の精となった彼女を、どうか、忘れないで。
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