概要
あれは、鵺だ。
あれは、俺がまだ小学生だった頃の話だ。
冬にはすっかり雪に埋もれる豪雪地帯の
古い山寺の次男坊に生まれた俺は、二つ
年下の弟と一緒に身の毛もよだつ恐ろしい
体験をした。山の崖下にひっそりと佇む
廃屋では一体 ナニ が…。
あんな思いはもう二度と御免被る。
冬にはすっかり雪に埋もれる豪雪地帯の
古い山寺の次男坊に生まれた俺は、二つ
年下の弟と一緒に身の毛もよだつ恐ろしい
体験をした。山の崖下にひっそりと佇む
廃屋では一体 ナニ が…。
あんな思いはもう二度と御免被る。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!鵺は亡霊を呼ぶ……。
幼少だった頃の主人公たちの遊び場は、廃屋だったそうにございます。
今の子達はどうかかりませぬが、我々は共の頃は、廃屋を『秘密基地』や『お化け屋敷』なお度と言って、不保侵入して遊んでいた文化があったのですよ……。
その廃屋には、表札に「山下」と書いてあったため
「山下の廃屋」として、遊び場になっていたようでございました。
ある日のこと、
主人公の弟が、自転車で走行中に藪に転げ落ち、怪我をしてしまいました。
助けてくれたのは、見知らぬ女性でございまして……
主人公たちは、女性に連れられて藪の中に入っていくのでございます。
何もわからず藪の中に進んでいくと……案内されたのはなんと……
…続きを読む - ★★★ Excellent!!!君は鵺を知っているか、じゃあこれを読もう
不気味な描写と、独特な文体に引き込まれました…!面白かったです…!
妖怪が好きという理由で、タイトルの鵺にホイホイされたのですが…
元より妖怪とは人間にとって恐怖や不安の象徴でもあり、忌まわしいものであるというのを改めて感じることのできる物語でした。
とはいえ…
鵺という妖怪の特徴を余すことなく魅力的に扱った物語構成に感動しております。
鵺を知らなくとももちろん楽しめる作品ですが、まだ未読の方はぜひ鵺を知ってから読むとより楽しめると思います!
彼らが見たものとはなんだったのか。
自分なりの解釈でゾッとしつつ、見事な物語構成に、鳥肌モノでした。
現代に妖怪は存在するんですね。