「フリーレン系かな」と思いながら読み始めたら、最後で完全に裏をかかれます。街の片隅に立つ名もなき像、功績も名前も不明そこから始まる物語が、たった1587文字で「英雄とは何か」という問いをひっくり返す鮮やかな一作です。「アイデアの魔術」「どんでん返しが気持ちいい」と既存レビュアーが口を揃えているのも当然で、読み終えた後に像の見え方がまるで変わります。「数」「酔っ払い」「学校の七不思議」と並べてみると、Ashさんはジャンルを超えて毎回「視点のズラし方」で勝負する書き手だと改めて確信します。
流石のキレ味。でも、確かに言われてみれば人間にしたら本当に英雄ですね。そうとしか言えない。フリーレンとか読んでたから、そう言う系かと思った自分の能無しさに呆れます。素晴らしい。
街の片隅にあるその銅像。その名前も、功績も、なにもかもが不明な像。町の長老に聞いてはじめて知ったのは、それはかつて自分たちの国を救った英雄の像だということだった……。最後のオチですべてが見事にひっくり返る、まさにアイデアの魔術。
どんでん返しが気持ちいいです。
その像に名前はない。けれど確かにこの国を救った。――その人は、たった1人で、無理解、孤独、限界、運命と戦った。派手な事件もどんでん返しもないのに、最後に、しっかり、この像が見えた気がしました。ビューティフル!! でしたw
英雄といっても、いろいろですね。
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