概要
王様、これこそがあの猛獣「虎」でございます。
寝ている間に首にリボンを巻かれ、王様への貢ぎ物にされていた僕。そんな僕を見て、王様はくすくすと愉快そうに笑った。
いいんですか、こんな私にギフトなんて。ただの猫下僕の私に、そんな。
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- ★★★ Excellent!!!場面を想像すると、自然と頬が緩んできます
「動物」×「ちっこい妖精」。この組み合わせがもう正義すぎます。
とある一匹の猫さんが、「とら」と呼ばれて妖精さんたちのもとに連れて行かれる。
妖精さんたちは「伝説の猛獣」ということにし、それを捕らえた妖精に褒美として猫さんを与えることに。
そして、猫の背中に乗ってしまう妖精さん。組み合わせが可愛らしい。
伝説によれば、イギリスの方に住む妖精さんは「ウェルシュ・コーギー・ペンブローク(短足なイッヌさん)」を乗り物として利用するとか。
本作はとにかく「ほのぼの」とした空気が味わえるのが大きな魅力です。
「とら」として妖精さんの乗り物的なパートナーとなった猫さん。王国も平和…続きを読む