お姉さんを幸せにする! 大正時代の、悪役令嬢転生物語
- ★★★ Excellent!!!
呪術師の名家の娘でありながら、能力を持たない無能として虐げられてきた黒百合凛音。
家族から罵られ冷遇されながらも呪術の勉強は続ける凛音はある見つけた古い鏡を見た瞬間、地震が起きて意識を失う。
その後気がつけ凛音は、椿と言う名前の別人になっていたのです!
実は凛音が目覚めたのは、遥か昔の大正時代。
椿というのは、黒百合家のご先祖様の名前。つまり凜音は何らかの理由で魂がタイムスリップし、先祖である椿の体に入ってしまったのです。
これだけでも大変な事態ですけど、さらに残念なことにこの椿と言うのが大変な悪女で、前に読んだ本では悪さをした挙げ句鬼に食われたと書かれていました。
もしかしたら歴史通り、鬼に食べられてしまうかもしれない。
もちろんそんなの、冗談じゃありません。
ですが悪いことばかりではありません。凛音が飛ばされたその時代には、凜音の憧れの人もいるのです。
それが椿の姉の恵。
伝記によると恵は強い力を持つ術者として歴史に名を残すのですが、そんな憧れの人と姉妹になったのです。
歴史通り悪役ムーヴなんてする必要はありません。絶対に恵を幸せにすると、誓います。
大正時代を舞台にした、悪役令嬢転生ものと言える本作。
凛音も恵も実に健気な良い子で、姉妹になったこの二人推せます!
時を越えて摩訶不思議な運命を辿る、和風ファンタジーです。