春の訪れを待つ冬の終わり、もしくは夜明け前のような物語!

作品通して一貫した大正時代の日本を感じさせる空気感や、しっかりと描写されつつも、くどくなりすぎない現代とは異なる当時の価値観の表現が絶妙です。

登場人物達もちゃんと当時に生きていると感じられる動機や物言いで生き生きと描写されており、だからこそ現代からやってきた凛音の視点も際立っています。

ストレスとカタルシスの起伏も丁度良く、最後には実に爽やかに、まるで雪解けから春を迎えたようなじんわりとした温かみを感じました。

どなたにでも!!
お勧めです!!

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