概要
それは心を満たすはずのものだった――だが、代償は魂そのもの
疲れ果てた日々を送る会社員・大和は、偶然手に入れた「バッテリーパック」によって、失われたエネルギーを取り戻す。しかし、使うたびに現れる不気味な幻覚、周囲で起こる異常な事件、そして自らの過去に隠された秘密。やがて、大和はこの装置が単なるエネルギーの供給源ではなく、魂を消費する恐るべき装置であることに気づく。逃れようともがく中、絶望の輪は広がり、彼自身の存在さえも消え去ろうとしていた。そして、最後にその装置が手渡されたのは――無邪気な少年だった。
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