姉の遺言が、青春ブラックコメディの導火線

重い別れの場面を、鋭いツッコミとテンポの良い地の文で一気に反転させる筆致が秀逸。
姉妹の絆と喪失感を丁寧に積み上げたうえで、“最後の願い”が物語のギミックとして機能し、学園潜入へ向かう推進力になる。
王国・魔術・名家の気配が漂う世界観は王道ファンタジー寄りだが、会話は現代的で読みやすい。
シリアスと下世話ギャグの落差で引っ張る、強烈な掴みの一話。

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