見落としがちな思索に、そっと誘ってくれる異世界転移作品。

自分が書いた小説の世界に転移してしまった主人公。
でも、その世界は自分が書いたものとはちょっと……いえ、かなり違う!

主役(可憐な少女)の中身が作者(アラフォー独身男性)というちぐはぐな感じだけでも面白いのですが、そこに腕利きだったはずの仲間(酒浸り)も加わります。
どこの世界にでもいる、厄介な人や問題。そういったものとどう向き合うのかということも考えさせてくれます。
そしてチートなしで魔物と対峙するシーンは、息遣いが聞こえてくるようです。
少しは予備知識があるけれど、先の見えない世界を旅する主人公は私たちと同じかも。
そんなことを感じる作品です!

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