選ばれたのは私じゃないのに。蛇神様の溺愛が止まりません!
- ★★★ Excellent!!!
巫女の家系に生まれた双子の姉妹、碧と翠。
姉の碧は村の湖の神様の花嫁として選ばれたのですが、その花嫁の役割というのがなかなかに大変。婚礼の儀を行うにはまずヘドロのように汚れた湖の掃除をしなければなりませんし、湖の中には巨大な蛇がいる。蛇なんて無理無理無理っ!
そこで、碧は考えました。翠よ、掃除はあなたがやりなさい。うまくいったら、私が予定通り神様の花嫁になるから。
いや待ってくれ。掃除は大変だろうし、君は蛇が苦手かもしれないけど、だからといって妹に押し付けるのは違うだろ!
それでも、人がよく蛇も嫌いではない、どちらかというと可愛いと思っている翠はそれを了承。本来やらなくてもいい役目を姉に変わってやることになるのですが、そんな良い心がけの子には、やっぱり良いことがあるものです。
実は巨大な蛇こそが神様だったのですが、なんやかんやで翠のことが気に入り溺愛スタート。
ところが、神様なのでやっぱり人間とは感覚が少し違うのでしょうね。どこかとぼけた感じで、どこか極端。そんな神様に翠は振り回されっぱなし。とはいえ、決して嫌ではありません。
蛇が好きという方、ぜひお楽しみに。それに、蛇が苦手という方も、試しに読んで見てください。
新しい扉が開けるかもしれませんよ。