読め。おまえも、おまえも。

ホラーではあるものの、AI生成全盛かつ法規制の弱いの今だからこそ書けるお話です。
どこか主人公以外が無情で乾いた印象を受けるのも、主人公の狂おしい熱や内面の恐怖を浮き彫りにしています。

そう、人間の書いたものが読みにくいという観点も普通にありますよね……と、思うと、そんなに「あはは、まさかあ」とは言いにくいような気もする。
そういう、漠然と肌の下で這い回る不安をかき立てる一作でした。

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