概要
軍事大国の新型兵器暴走により、地球各地に異形の怪物が湧き出す異界迷宮〝カクリヨ〟が出現。
世界各国は迷宮よりもたらされた資源と〝鬼の力〟と呼ばれる技術を利用して、モンスターの侵攻に対抗していた。
しかしその〝鬼の力〟こそ、使用者から正気を奪い、怪物に変貌させ、勇者パーティを狂気のクーデターに駆り立てる悲劇の元凶だった?
「我々は大義のために、日本政府と愚民どもを抹殺する。劣等生など真の仲間ではない!」
辛くも命を保った出雲桃太は、ダンジョンの奥底で、サメの着ぐるみをかぶった銀髪碧眼の少女と出会い、〝鬼の力〟に対抗
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- ★★★ Excellent!!!設定の厚みが光る唯一無二のファンタジー冒険譚
怪物が地球へ侵攻して人類は「鬼の力」という異能を手に入れるもクーデターが起こり、出雲桃太は巻き込まれて、人類の未来を左右する戦いへと足を踏み入れていきます。
まず惹かれたのが、緻密でスケールの大きい歴史改変の設定です。
前述した「鬼の力」などゲーム的な要素が自然に組み込まれ、政治や軍事などの腐敗まで丁寧に描かれているところに魅力を感じました。
劣等生の桃太が周りの評価をくつがえしていく展開にはカタルシスがあり、陰謀や裏切りなどドキドキする仕掛けが盛り沢山です。
印象的だったのが、ダンジョンの奥に平和な異世界国家が存在していたところ。
和風ファンタジー色の強い世界観が広がり、作者様の引…続きを読む - ★★★ Excellent!!!劣等生の成り上がり?いいえ、世界崩壊の始まりです
劣等生として勇者パーティーを追放された出雲桃太――。
最初は、よくある“劣等生の成り上がり物語”かと思っていました。
……ですが、読み進めるほどに、そんな予想は良い意味で裏切られていきます😁
本作で描かれるのは、単なる追放や成り上がりではありません。
「勇者」や「英雄」という言葉の裏にある闇。
そして、“正義”そのものの危うさです。
勇者パーティーと聞けば、普通は人々を守る正義の味方を想像しますよね。
ですが本作は、そのイメージを根底から覆してきます。
しかも、そのスケールがとにかく大きい‼️
ネタバレにならない範囲で語るなら――
「鬼の力」の危険性。
「地球」「異界迷宮カクリヨ」「…続きを読む - ★★★ Excellent!!!追放“劣等生”とサメ少女の逆襲劇🔥🦈――正義を名乗る勇者たちへの反旗💥
『カクリヨの鬼退治〜追放された少年が、サメの着ぐるみ少女と共に、勇者パーティに逆襲する冒険譚〜』は、「追放された落ちこぼれ」と「サメ着ぐるみ少女」という異色タッグが、狂気に堕ちた“勇者側”へ牙を剥く、濃厚ダークファンタジー兼リベンジ英雄譚です🔥🦈
軍事大国の暴走から生まれた異界迷宮「カクリヨ」、人の心を蝕む「鬼の力」、それを扱う勇者パーティの暴走――という重たい設定を、上野文先生は一切甘やかさず描き切っています💥😢
なかでも印象的なのは、力と正義に酔いしれた“勇者側”が敵として立ち塞がる構図です⚔️👿
本来なら物語の中心にいるはずの勇者たちが、鬼の力に依存し、狂気と暴走の象徴として描か…続きを読む