三題噺という制約を感じさせないほど、各話は独立して面白いです。舞台は多彩ですが、語り口は終始冷静で、短編だからこそ、説明しすぎない点も印象的です。共通するのは合理性が破綻する瞬間を淡々と描き、正しさの積み重ねが狂気へと転じる過程を、短編という形式で的確に切り取っているように感じました。
一話完結型の短編集です!一話一話丁寧に練られており、飽きが来ません!来るとしたらそれは小説そのものへの飽きだけです!少しホラーな作品だったり、哲学のようなものを感じるものだったり十話十色です。隙間時間や通勤時、休憩時など様々な場面で読みやすいボリュームなので是非!
様々なジャンルの掌編小説が集まった作品。これだけの量の物語を考え、執筆したことに狂気を感じました。誰もが好きな話を見つけられると思います!私?私はー…、第十一夜『生存者の記録』第十四夜『蛸と春画』が特に好きです!(話数間違えていたら、ごめんなさい)
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私が読んだのは第一夜「心ない橋」です。掌編という事でとても読みやすく、それこそ寝物語のようにスルリと物語が染み渡っていきます。また、毎日更新を続けていらっしゃるようで、その圧倒的話数にも驚かされます。一話完結なのでお気に入りの作品を探してみるも良し。一日一夜ずつ読んでいくのも良し。好きな話だけを繰り返し読んでみるのも良し。貴方が毎日を過ごすように、きっとここでは毎夜新しい掌編が紡がれていく事でしょう。
21話を読ませていただきました。怪異に首を突っ込んで巻き込まれた一般人の視点らしく、混乱した様子がよく伝わってきます。最期の「警鐘の鳴らしかた」は逆に興味を惹いてしまうのではないかとやや不安ですが……(笑)
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一話一話テイストの違うホラーなのですがどれも不気味ででもどこか親しみやすさや共感を持てるところもあったり、引き込まれるお話ばかりです。内容もさることながら緩急のある文章でテンポ感が程よく変化し、物語への引き込まれ度合いがぐっと増します。また、一話読み切りという形もとても読みやすいです。ホラーが苦手という方にも、話によっては楽しめる内容なのではと思います。今後も面白い作品の更新を楽しみにしております!
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