概要
役者くずれの就職・恋人・犯人探求奮戦記。こんなことって…あるんです。
30過ぎた役者くずれの江川登、心を入れ替え、厳しい現実社会を生き抜くべく、正社員就職めざしてまっしぐら。
仏壇のご先祖様にかしわ手を打った祟りか、書類審査に通過してしまった登は少々きつくなった一張羅のスーツに身を固めてオーディション、いや、面接試験に臨む。まっとうな公務員をしている妹のダメ出しを受けて、ばっちりリハーサル済みの自己紹介をした登だったが……なぜか邪魔が入る。でも役者のプライドに賭けて後には引けない。妨害にめげず頑張る登だったが、突然の雨降りで意外な事実が判明。さらには殺人事件まで……。果たして犯人は誰なのか。そして、登は正社員になれるのか。
おかしさたっぷり、悲しさ少しの、江川登の殺人事件捜査、兼おまけの就活奮戦記。
仏壇のご先祖様にかしわ手を打った祟りか、書類審査に通過してしまった登は少々きつくなった一張羅のスーツに身を固めてオーディション、いや、面接試験に臨む。まっとうな公務員をしている妹のダメ出しを受けて、ばっちりリハーサル済みの自己紹介をした登だったが……なぜか邪魔が入る。でも役者のプライドに賭けて後には引けない。妨害にめげず頑張る登だったが、突然の雨降りで意外な事実が判明。さらには殺人事件まで……。果たして犯人は誰なのか。そして、登は正社員になれるのか。
おかしさたっぷり、悲しさ少しの、江川登の殺人事件捜査、兼おまけの就活奮戦記。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!主人公の行動に、自分が社会の歯車になりつつあることを意識させられたり。
手堅い文章にいつもうならされている日野原さまの作品ですが、その中でも、本作は独特の位置を占めるのではないでしょうか。
表面に現れたストーリーの大枠だけを追うなら、しごく単純です。
主人公江川登は役者崩れのフリーター。三十過ぎて一念発起、就職試験に臨みます。何の因果か(?)とんとん拍子、最終面接の大舞台。それ採用とあいなるも……あえて振り切り米国へ。ちゃんちゃんちゃん、ちゃんちゃんちゃん。
でも、その裏に、これ、普通の就職試験ならまず経験しないから、という手に汗握る展開が、これでもか、これでもかと目白押しに。あれですね、表地よりも派手な裏地のついた衣装を思わせます。
からりと乾いて粒ぞ…続きを読む