応援コメント

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  • エピローグへの応援コメント

    日野原 爽さま

    こんにちは。
    LAの話は後藤さんからではなく、江川又助氏の肝煎りだったのですね。登さんのあの機転、したたかさ、面の皮の厚さ(失礼)は、おそらく順風満帆な人生を歩んできてはおらず、かなりきわどいこともやってきたのではないかと推測される江川又助氏のような方には、ことに愛されそうな気がします。
    それのみならず、かつて大いなる挫折を味わわされ、人生の意義さえあやふやにされたまま舞台を去ろうとしている後藤さんたち世代にとっても、登さんは大いなる希望なのでしょう。
    想いもよらぬ方向に蛇行しながら進んだ物語は、あたかも登さんがマリーン・ナーチャーの歌を歌いつつ通りを踊り歩いているような痛快さに満ちていました。
    日野原さまの魅力がいかんなく発揮された一話なのではないでしょうか。読み進むごとに楽しい気分になれるお話でした。
    読ませていただき、ありがとうございます。

    作者からの返信

    佐藤宇佳子様

    長い物語に最後までお付き合い頂き、感謝に堪えません。
    この小説は、破天荒で笑える物語を、その中にちょっぴり、人生の真実を入れて、でも説教くさくならないように、というのが狙いでした。
    楽しいと言っていただけて、作者冥利につきます。

    こちらこそ、読んで頂いて感謝です。
    お星さままで頂きました。ありがとうございます。

  • 第20章 名探偵登場 への応援コメント

    日野原 爽さま

    こんにちは。
    「メリル・ストリープ」は非常口からこっそり戻ってきたときにも、傘は傘立てに差したのですね。無意識のうちの行動だったのでしょう。でも、差すのは無意識でも、出しなに回収するのは無意識というわけにはいきません。初めての殺人で動転しているときには、まず、忘れていくでしょう。犯罪時のこの手の失敗、いかにもありそうで唸りました。
    彼女の行方は杳として知れない、と。彼女の境遇を考えると、ひんやりとした気持ちになります。

    作者からの返信

    佐藤宇佳子様

    お読み頂いてありがとうございます。
    作者は、殺人犯人はかなり前からわかっていたのですが、どうやって犯罪をやってのけたかでまず悩み、それが解決すると、どうやって警察が犯人を推理したのかを考えつくのに苦労しました。長年ミステリを読んできたので、どうやら恰好をつけましたが。
    いかにもありそう、と言って頂けて恐縮です。
    「メリル・ストリープ」の運命、根っからの悪人でないだけに、悲しくなります。ほとんどの犯罪の犯人は、そうなのかもしれません。
    コメント、ありがとうございました。

  • 第19章 太陽がいっぱいへの応援コメント

    日野原 爽さま

    こんにちは。
    役者には興味があります。日野原さまも、食っていけない仕事とおっしゃっていましたが、それでも、いつの時代にも役者を志す人はいて、しかも、みなさん、人間味とバイタリティにあふれてらっしゃる。私はアドリブが苦手で、イレギュラーのことが起きたときにとっさにうまく立ち回れる人がとても羨ましいです。だから役者をやれる人なんて、もう憧れの目で見てしまいます。
    登さん、きちんとわかっていて「メリル・ストリープ」のボートに乗ったのですね。
    誰がなんと言おうと、「メリル・ストリープ」を女神のように讃えた続けた登さん、素敵ですね。ボートの上では、後半、残念(笑)でしたが、カッコよかったです。
    彼女が逃げ切ることは……難しいでしょうけれど、最後まで役者魂のアクセル全開の登さんらしい行動でした。

    作者からの返信

    佐藤宇佳子様

    人間には、誰でも変身願望があるのかもしれませんね。役者はいつでも、若い世代には憧れの職業です。ただ、憧れと現実は大違いの世界です。私は演劇が好きで、大学でも専攻しました。役者ではなく台本書きを目指しました。演技の才能は皆無です。授業でパフォーマンスを要求される時があると、四苦八苦しました。スタニスラフスキーが言う通り、「誰でもパフォーマンスはできる」ただ、上手くできるかは別問題です。仕事でプロの舞台俳優を身近に見るようになって、つくづく、生まれ持った才能とは何かを実感しました。

    登は「メリル・ストリープ」に一目惚れしましたからね。思い込みは激しいたちだし、それほど深く関わらなかったから、喧嘩する時間もありませんでした。ロミオがジュリエットに惚れたようなものです。いささか都合のいい展開ですが、登のがんばり、楽しんでいただけたなら嬉しいです。
    コメントをありがとうございました。

  • 第18章 大いなる幻影への応援コメント

    日野原 爽さま

    こんにちは。
    ひっつめさん、極度の緊張の中でひねくり出したアドリブは見事なものじゃないですか。でも、そのぎりぎりの状態のところに、もう絶対に対応不可能な不測の事態を放り込まれたら! これは怒り心頭に発していそうですよ。

    作者からの返信

    佐藤宇佳子様

    おっしゃる通り、ひっつめはかなり有能な女性です。臨機応変にとにかくその場を取り繕うことができる。ビジネスの場でも、使える才能のはず。しかし、あの場での困惑と怒りは想像の外ですね。

    戯曲の台本は慣れないと読みにくいものだと思ったのですが、二つの台本を対応させる必要上、こういった形式で書きました。お読み頂いて感謝です。
    コメントをありがとうございました。

  • 第17章 会議は踊るへの応援コメント

    日野原 爽さま

    こんにちは。
    なんと! 英国のマナーハウスって、こんな豪邸だったのですね。
    忘れることなく「メリル・ストリープ」を海に誘い、きっぱりと断られたにもかかわらず、「またの機会に」に望みをつないでしまう登さん、それでいいのかなあ…… 現実だと、この意味を察せられないのは人間関係がうまくいかない最大の理由となりそうです。
    ……って考えながら、日本社会ってめんどくさいな、と思ってしまいました。文字どおりとらえるなら、登さんが絶対的に正しいんですよね。「またの機会に一緒に行きましょう」、これはもう、拒絶どころか、オッケーをもらったとも言えるお返事なのですから。

    うーむ、又助会長、かなりのくせものっぽいですね。

    作者からの返信

    佐藤宇佳子様

    お読みいただいてありがとうございます。
    英国のマナーハウスについては、少々大げさに書きました。全部のマナーハウスがこれ全部持っていたかはわかりません。ただ、午前中の部屋と午後の部屋が違うのは本当らしいです。デュ・モーリアの『レベッカ』を読んだ時に知りました。中流階級出身のヒロインが、前日の午後にいた居間に翌朝行くと、暖炉に火が入っていない。まごまごしてると、朝の間に行くように教えられる、という描写があります。へえ、と感心すると同時に、ヒロインに同情しました。

    日本社会の人間関係については、私自身が苦労しています。日本人なら誰もが持ってるはずの「場を読む」アンテナを持ち合わせていないものですから。登には同情しながら書いています。海外が楽なのはそこかな、と思います。イエスかノーがはっきりしてます。語学力が足りずに誤解することはあっても、誤解なら解ければ笑い話で済みます。「常識がない人間」と断定されてしまう日本社会に住む日本人の悲哀ですね。

    コメント、ありがとうございました。

  • 第16章 旅情への応援コメント

    日野原 爽さま

    こんにちは。
    そうでした、江川又助脅迫計画があってジュリアさんと手を結んだのでしたね。リックマンの提案ですっかり頭から消え去っていました。
    ここで、この期に及んでひっつめさんの過去が明かされますか! アドリブが得意な登さんです。とっさにベストな判断を下すのは得意なのでしょうけれど、状況はずいぶんと込み入ってきましたね。

    > 僕はというと、身の内に膨れ上がってくる衝動をこらえるのに苦労していた。
    > 観客の皆さんを喜ばせたい、注目する視線に手を振って応えたいという、心の奥底から湧き上がってくる抑えがたい衝動だ。

    ああ、こうこなくっちゃ! 登さんは根っからの役者なのですね。素敵です。同行しなきゃならないひっつめさんと神経衰弱さんはとんだとばっちりでしたが(笑)

    作者からの返信

    佐藤宇佳子様

    お読み頂いてありがとうございます。

    登、どうやら逗子までやってきました。
    JR逗子駅の前は、わりと広い空間になってます。もしかしたら、ご存知かもしれません。中学生の頃、逗子に住んでいたことがあるので、馴染み深い場所です。今は、ロータリークラブの作った緑地も無くなってしまいましたが、駅前にバスを待つ人々が並んでいて、あそこを横切ったら、否応なく目につくと思ったら、登のパフォーマンスが生まれてきました。

    又助の策謀に対して社長派も何もしないわけがなく、リックマンの登場です。アラン・リックマン、最近亡くなりましたが、英国の名優です。「ハリー・ポッター」のスネイプ先生で有名ですが、私は、もっと若い頃、「ダイ・ハード」の時のドイツ人テロリスト役に惚れ込みました。(ポニーテールにしてはいません)なんでもない動きの一つ一つにメリハリがあり、これこそ舞台俳優という美しさを見せてくれます。もし、未見でしたら、機会あったら見てみて下さい。かっこいいです。

    コメントありがとうございました。


  • 第13章 イヴのすべてへの応援コメント

    日野原 爽さま

    こんにちは。
    ジュリアさん、やりますね。警察からまんまと「メリル・ストリープ」の情報を聞き出してしまうなんて、たいしたものです。これは登さんよりはるかに役者が上のよう。
    何ひとつつかめない「ひっつめ」さん、この手堅さは素人じゃないですね。北沢さんも、蘭の受け取りには、何か意味がありそうです。別の意味で一筋縄ではいきそうにないですね。
    登さんの周りの女性は一癖も二癖もある人間ばかりのよう。彼女たちをうまくかいくぐり、彼は無事、就職へとこぎつけることができるのでしょうか。

    作者からの返信

    佐藤宇佳子様

    お読み頂いてありがとうございます。

    そうなんです。仰る通り、登の周りの女性たちは、したたかです。その中で登は見事なくらいに能天気ぶりを発揮しています。

    一般的に言って、物事に計画性があるのは男性より、むしろ女性ではないかと私は思っています。何十年にも渡って、生理という厄介な現象と一緒に生きていくには、生活上、計画性が欠かせません。
    男性はそれがない(不公平だ!)分、衝動的に動くように思います。「人生は臨機応変に動かなきゃいけないんだ」と私に説教した男がいましたっけ。これから、登はますます、その衝動性というか、いい加減さを発揮していきます。こうご期待、です。

    コメントをありがとうございました。


  • 編集済

    日野原 爽さま

    こんにちは。
    きちんと時代背景を知ったうえではなく、たぶんに感覚的な発言なのですが、戦うにはそのための英気を十分に養えるだけの豊かさが必要なのかな、と感じました。それが後藤さん世代と登さん世代の大きな違いなのかもしれませんね。
    ふむ、結局、登さんが一緒に面接を受けたふたり、つまり、あの面接組のみとの最終選考になるのですね。たしかにこれは怪しい。ひっつめさん、江川又助の関係者なのでしょうか。
    ジュリアさんがノリノリになってきたのがおもしろいですね。登さんには、どこか人たらしな所がありそうです。

    作者からの返信

    佐藤宇佳子様

    お読み頂いてありがとうございます。

    私もそう思います。矛盾ですが、彼らは革命が無用なほど、豊かだった。だから革命ごっこができた。登の世代は、毎日暮らしていくのに必死で、他のことを考える余裕などない。革命が必要なのは、むしろ彼らなんです。ただ、ギリギリまで追いつめられないと、変化は起きません。
    いったんは帰ったジュリアが、引き返してきて登の計画に乗ったのは、彼女自身、自分の厳しい状況がわかってるからでしょう。ひっつめの正体は、いずれわかってきます。

    登は…私は登の状況にはあんまり同情してません。自分で選んだんだろうにって。ただ、簡単には潰されない人間ではあります。そこはえらい、と思ってます。

    コメント、ありがとうございました。

  • 日野原 爽さま

    こんにちは。
    警察から無事ご帰還なさったかと思いきや、「メリル・ストリープ」からの電話?! そして、一次面接に合格ですか! 話が読めなくなってきました。いったいどこに向かって行くのか、わくわくしています。

    作者からの返信

    佐藤宇佳子様

    この警察の話は、時代が過ぎてしまってわからないかも、と思ってます。

    この作品を書いた当時の、北朝鮮のテレビの女性アナウンサーのナレーションは、もちろん、言葉はわからないんですが、恐ろしく芝居がかっていて、聞いていてつい、笑ってしまいました。ユーチューブには結構、取り上げられていました。今もまだ、残っているかな?日本の新劇から取り入れたと言われていました。
    北朝鮮の金正恩総書記のお気に入りのアナウンサーだと言われてましたが、もう、引退されたとも聞きました。あれは独特の演説調で、もう聞けないのは、ちょっと残念なくらいです。

    登、最終面接に向かって、ますます元気に活躍し、周囲に迷惑をかけていきます。

    コメント、ありがとうございました。

  • 日野原 爽さま

    こんにちは。
    亀の子タワシは役者の天敵だったのですね(笑)。ああでも、なんだかわかります。音楽も踊りもやったことがあるのですが、たとえ安っぽい衣装にしみったれたスポットライトであろうと、そこで「それ用の」気持ちになっているときに、家族の顔をみると、すごくいたたまれない気持ちになりました。プロになると、そんなことは言ってられなくなるのでしょうけど。

    ひっつめさん! なぜここに?! そして、いよいよ警察とのご対面ですか……登さんの態度は警察ととことん相性が悪そうで心配です。

    作者からの返信

    佐藤宇佳子様

    いつもお読み頂いてありがとうございます。

    日常の力は強くて、非日常は簡単に圧倒されてしまいます。演技者のメソードは、それに対する対抗策として創造されたんですが、それでも、「我に返る」一瞬が訪れるのは避けられないことがあるようです。佐藤様が体験されたように…。

    コメント、ありがとうございました。

  • 第8章 マトリックスへの応援コメント

    日野原 爽さま

    こんにちは。
    登さんと後藤さんの対比がおもしろいです。対照的な時代を自分の基盤として育った二人なのですね。

    たとえば令和に生まれ、デジタルネイティブと呼ばれる子供たちには、デジタル機器が周囲にあって当然です。これがあるから便利、ではなく、あるのが当たり前。同様に、昭和の時代にあったアナログな道具や風習は、それがなくて寂しい、ではなく、奇異なものとしてしか、感じられないのではないでしょうか。人間誰しも、自分を起点にしてしかものを判断できません。

    人間は失ってしまった、と嘆くのは、今の子供たちには心外であり、反感を買う言葉かもしれません。実際は、単に「私たち」の幼いころとは変わってしまった、ということなのだろうと思います。そう考えると、ジェネレーションギャップって、社会の変化の証拠とも言えるのかもしれませんね。発展なのか衰退なのかはわかりませんが。

    柔和なマスターの過去が気になりました。多くの経験を積んだからこそ、絶妙のタイミングで客の気分を害さずにトラブルに介入できるのかもしれません。

    マリーン・ナーチャーのプロジェクトが気になります。そして、この飲み物、俄然うさんくさく見えてきました。

    作者からの返信

    佐藤宇佳子様

    世代の違いは大きいです。特に時の流れが速くなってきた最近は、生年が十年違うと全然感覚が違うように思います。

    佐藤様は、理系ですが、計算尺ってご存知ですか? 私の従兄は理工学部の出身ですが、大学の研究室で計算尺を使ったと話してました。計算尺って…私は、そういうものがあると知ってはいましたが、見たことないです。文系でも、カシオの電卓が主流でした。その後すぐにコンピューターの時代になりました。

    おかしなことに、同じ昭和の時代でも、戦前生まれのお年寄りたちは、テレビの害を大声で叫んでいました。なぜか、ラジオは良いそうです。佐藤様のおっしゃる通り、彼らの子供時代にもうあったからのようです。世代とは変なものです。

    マリーン・ナーチャーみたいに、時代を変革できる飲料が有ったら面白いのですが。
    コメント、ありがとうございました。


  • 日野原 爽さま

    こんにちは。
    世代の違いによる思想の違いって大きいですよね。X、Y、Z、α。でも、団塊の世代の背景となる、あの恐ろしいほどの社会の熱気(想像ですけど)はあの世代以外はまるで想像もつかない唯一無二のもののような気がします。彼らとその後のしらけ世代のギャップは大きかったでしょうね。育った社会情勢で、まるで価値観が変わってしまう。当たり前だけれど、すこしやるせなくもなります。

    作者からの返信

    世代の違いは、本当に大きいと思います。私の上の世代もそうですが、下の世代との違いは…。

    私の同僚に会社勤めをしている二十代の息子さんがいるのですが、彼が、「僕が物心ついてから、景気が良かったことは一度もない」と言ったそうです。はっとしました。
    私の世代は、景気が上がったり下がったりしたのを経験しました。自分の人生も良かったり、悪かったり、循環するものでした。だから、最低の状態でも、いずれは上向きになると知っていました。

    今の若い世代はそれを知らない? 失われた二十年、三十年のせいで?
    そういう世代ばかりになりつつあると、一体どうなるのでしょう? 絶望してもいずれ良くなるという希望が持てない。ただ、我慢するだけというのは、健康な状態とはいえないだろうに。
    別に、登君ほど破天荒になれと言うわけではありませんが、若い世代全部が貧血症状みたいになってしまっているのでは、と怖くなります。

  • 第六章 暗闇でドッキリへの応援コメント

    日野原 爽さま

    こんにちは。

    おおう、これは念の入ったコスプレ……いやいや、きっと登さんにはこんなきざな恰好が嫌になるくらい似合ってしまうのでしょう。この衣装は彼の語りにはリクルートスーツなどよりよほどしっくりきそうです。

    「メリル・ストリープ」さんの部屋(?)には彼女はおらず、なぜか男物の衣服や雑貨が散らばり……いったい、ここは本当に彼女の部屋なのでしょうか? なぜ呼びつけたのでしょうか? なんか変だぞ、と思いつつも、登さんが超楽観的な思考ですべてを片付けようとしているのが楽しいです。さすが! そして、ベランダの死体! え、「目立たない男」の?!

    作者からの返信

    お読み頂いてありがとうございます。

    仰る通り、どう考えても男の部屋ですよね。疑わない登の素直さというか、脳天気というか。
    「楽しい」と言っていただけて有難いです。
    コメント、ありがとうございました。

  • 第四章 雨に唄えばへの応援コメント

    日野原 爽さま

    こんにちは、
    あらまあ、面接を受けた会社の会長と同じ苗字でしたか。「神経衰弱」氏はずいぶんと思い込みが激しそうですから、登さんを会長の親戚だと信じて疑わないのもさもありなんですが、「メリル・ストリープ」氏はちょっと迂闊な気もします。面接官だったら、そのあたりは情報が回っているものではないのでしょうか。
    でも、彼や彼女の言動なんて全く気にならないくらい、登さんが弾けていますね。のりのりで超ポジティブ。これは聡美さんが面接での回答例を丸暗記させるのも納得です。あの芝居がかった口調、魅力的なのですが、その能力は普通の会社の面接時には求められませんね。そういうのを買ってくれる会社の求人があればよかったのですが。

    作者からの返信

    佐藤宇佳子様

    この会社中が、お家騒動でてんやわんやの状態です。前CEOの江川又助というのが、一流の変人ですからーおいおい、明らかになってきますー相手が何をしかけてくるか、会長派と社長派で、陰謀が渦巻いている真最中です。巻き込まれた求職者たちは気の毒ですが、それなりに生き抜いていきます。

    登の自己紹介、気に入って頂けましたか? あれは、河竹黙阿弥の「白波五人男」のパクリです。登としては、自信満々で面接の時に披露したかったんですが、常識人の聡美に止められました。「オーディションと入社面接は違う!」まったくその通りです。あれを買ってくれるのは、やっぱり、演劇関係しかないでしょう。今のままでは「正業にはつけない」登ですが、さて、どうなりますか。
    コメント、ありがとうございました。

  • 第二章 美女と野獣への応援コメント

    日野原 爽さま

    こんにちは。
    登さん、面接室に入っても、面接担当者がコッカースパニエルのようなうるんだ悲し気な目をしてるだとか、美人で好みのタイプだとか思えるなんて、余裕じゃないですか。その「観察」のせいで、何を語ればよいのかわからないという窮地に立たされましたが、実にスマートにそこから抜け出して魅せましたね。この肝っ玉は、ぜひとも適所で生かしてもらいたいものです。ごく一般的なおとなしい職場では、むしろうっとうしがられて終わる気がします。
    ああ、なるほど。オーディションで鍛えられてきたのですか。ふむ、胆力の訓練には飛び切りの効果があったようですが、就職面接にふさわしい方向性からは、かなりかけ離れてしまったようですね。

    作者からの返信

    佐藤宇佳子様

    心を入れ替えたとて、人間、そう簡単には変われません。まして、江川登は……。骨の髄から役者なのだろうと思います。スマートはほめ過ぎです!登は喜ぶでしょうが、やけっぱちというのが正当なところです。まあ、お見捨てにならず、笑いながら見てやってください。

    傍にいる人間は、かなり迷惑をこうむりますが、(特に「神経衰弱」氏)彼らもなかなかしたたかです。この閉塞した日本社会、若者には、これくらい元気に生きていってほしいと、と作者は願っています。

    アメリカから戻ってきて、変わってしまった日本に驚いて書いた作品なので、今からは大分、前の時代の感覚です。
    コメント、ありがとうございました。

  • 第一章 史上最大の作戦への応援コメント

    日野原 爽さま

    こんにちは。
    登さん、世話好きがしょうしょうおせっかいにまで振れている正志さんや聡美さんに押される、ちょっと気弱な青年かと思いきや、なかなか肝の坐った、個性的な(便利な言葉)男性のようですね。「神経衰弱」氏はかなりいらいらさせられたことでしょう。良い方に受け取るなら、そのおかげで緊張がほぐれたかもしれませんが。
    さて、登さんの面接はどんな手ごたえになりますことやら。
    私、映画にものすごく疎いのですが、各話とも映画のタイトルになっているのですね。

    作者からの返信

    佐藤宇佳子様

    こちらにもお越し頂き、感激しております。

    主人公の江川登、個性的と評価して頂きましたが、その通り「かなり」個性的です。舞台女優である友人は、この小説を読んだ後、「ああいう人、いるよね」と言ってくれました。演劇の世界の一端をとらえられたか、と作者は喜びましたが、同時に「私はああいう人、苦手だけど」とも言われました。

    小説そのものも、一般常識から外れた所が多々あると思います。コメディ、ユーモア小説を狙った誇張として堪忍して頂けると嬉しいです。

    はい、各章のタイトルは映画から取りました。雰囲気で付けたので、映画を見てなくても全く差支えないです。

    楽しんで笑っていただけると、作者冥利につきます。
    コメントありがとうございました。

  • プロローグへの応援コメント

    なんでしょう。凄く感性に来る文章の気がしました。
    拝読させていただきます。

    作者からの返信

    島アルテ様
    お読み頂き、ありがとうございます。
    「デイドリーム・ビリーヴァー」は、とにかく楽しい小説を、という狙いで書きました。
    楽しんでいただけたなら、作者冥利につきます。これからもよろしくお願いいたします。