概要
永い時を生きるエルフに、王女は今日も問いかける
宮廷魔法使いのエルフ、スフィアノートは静かで平穏な毎日を送っていた。……好奇心旺盛な王女、リゼットに目をつけられるまでは。
「ねえ、スフィアノート。エルフって長生きなんでしょう? だったら、わたしの知らないこともいっぱい知ってるわよね!」
妖精って本当に存在するの?
魔法は誰にでも使えるものなの?
死者の魂を救うにはどうしたらいいの?
次から次へと飛んでくるリゼットの問い。
その何気ない疑問の先には、時に小さな謎があり、時に誰かの秘密があり、時に忘れられた過去が眠っている。
知りたがりな王女と、静かな日々を望むエルフ。
正反対な二人の何気ない日常は、やがてかけがえのないものへと変わっていく。
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