やはり異能ミステリーというのは、いかにしてその探偵の能力を際立たせるのか。いかにして犯人の能力を魅力的なものにするのかも重要になってくるものだと思います。
この作品はそのバランス配分がとても良いのです!
魅力的な能力にあるデメリットというものが更に光を与えてくれておりますね。
そのデメリットがミステリーとしても最適なところでして。犯人が能力を使ったとしたら必ずデメリットの痕跡が残るわけです。
例えば作中にある……鼻血を出すデメリットだったら、事件現場に血を残してしまうわけですし。
主人公の理解くんは自分の能力をうまく生かして真相を暴いていきます。普通の推理物としても爽快と言えようその推理。
AクラスからFクラスまであり、その中にある差別意識や劣等感などなど。そんなしがらみの中で彼は可愛い幼馴染と共に謎や事件を切り抜けていく。
そんな素敵なお話となっております!