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「そして」第11章 ~11-6.「英気」

遅ればせながら、補足。

新章に入って6話――今日も今日とて鬱展開です、お付き合いどうもです←もちろん目は合わせない
まあ、みなに愛されて敵も敵にならず平和にってのもいいけど、そうじゃなかったらなかったで、刺激があって楽しいってことでいいじゃん。
などといつものごとく開き直りつつ、と。

フィルは今回のように周りを固めてくる攻撃には対処できません。
今回の相手というか敵というかは、それを知っていて、その辺をずっとフォローしてきたアレックスと第一小隊員をまず引き離しています。

前話のロンデールも今話もフェルドリックも、その動きを察知しています。
フェルドリックはもちろんのこと、ロンデール公爵家も貴族たちの動きをずっと監視しているので。

そのロンデールはこの状況を利用しようとして、フィルの様子ゆえにしきれませんでした。

もう一方のフェルドリック。今話で夜会にフィルを出すようにしたのは、アレックスもですか、誰よりフィルへの助け舟です。
戦う場を与えてさえやれば、彼女ならどうにかするだろうという。
あと、やり方は違いますが、ナシュアナ同様、フィルが今の状況について訊ねられたくないというのも、どうやったら発奮するかも、手出しされたくない性格だというのも知ってます。
よく見てますし、信頼もしている――が、絶対に認めない←難儀なやつ

次回はナシアやフェルドリックに気力をもらってのフィル@騎士団です。

さて、桜が花開きましたね。
頬や首筋が撫でていく夜風は冷たいですが、桜とその向こうの夜空を見上げるの、すごく好きです。花、長持ちするといいなー。
あなたの夜もちょっと素敵なもの、そして温かいものでありますように。

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