鉄は熱いうちに打てという事で、DAIMAの総評します。
結論から言うと…うーん、微妙!特別声を荒げるところもなかったけど、じゃあ面白かったかと言われると…うーん!
総じて盛り上がりに欠けて消化不良感が残りました。以下良い点と悪い点を箇条書きします。
良い点
・超サイヤ人4&ベジータの超サイヤ人3登場
二つともビックサプライズでした!この部分は凄く熱かったかな。特に4のデザインはGTのオリジナルよりも好きかも。ベジータの3も髪が逆立ってカッコいい!変身シーンも良かったです!
・新キャラクターがよい
グロリオ、パンジ、アリンス、クーとドゥー、ハイビス…皆良いキャラしてますね!だからこそもっと活躍見たかったんだけど…。
・作画が良い
単純に作画が良かったです。第一話の魔人ブウ編の振り返りも良かった!この調子で全話リメイクしてくれないかなぁ。
・長年の謎に終止符がついた
原作のよくわからない描写(魔族がらみの設定等)に説明がついになされたのが良かったです
・設定崩壊レベルの矛盾がない
これに関しては本来当たり前なんですが、GTと超は看過できないやらかしをしてましたからね…。ピッコロがナメック語忘れてたのは「ん?」となったけど。
・悟空の性格が子供時代と大人時代で差別化
超だとずっと馬鹿っぽくて違和感ありましたが、今回は子供になってる頃はすっとぼけてて大人に戻るとクレバーな感じになってて良かったです
・オチ
鳥山明って感じで好きです。サードアイってそういう意味かよ!
賛否両論点
・結局超3はあんまり活躍しない
設定的に活躍させにくいのはわかるんだけどね…ちょっと残念です。
・今作オリジナルの変身形態がない
放送が始まる前は超サイヤ人ダイマとか妄想してたんですけどね…4の再登場は嬉しかったけど、肩透かし食らったのも事実です。
悪い点
・地味
色々な点で地味な作品でした。やっぱりもっとアクション多めのド派手な作風が良かったなぁ…。
・ゴマー
ラスボスはれる器じゃないでしょ。過去作のラスボスであるピッコロ大魔王、ブウ、超一神龍、ジレンに比べると格落ち感がヤバいです。
・捨てキャラの多さ
特戦隊とかデゲスとか結局何だったの…。
・アリンスが活躍しない
魔人の力を取り込んで魔神アリンスになって悟空達に襲いかかるものなのかと思ったら、そんな事は無かったです。
・GTの二番煎じ感
設定が流用化されてるのも相まって上手く差別化出来ていないようにも感じられました。
・くっつき虫
結局なんだったのこれ…総じて期待させるだけさせておいて結局何もないってパターンが多すぎる
・無意味な引き伸ばし
何回故障と不時着すんだよ
・イベント未消化感
その割には各キャラクターの掘り下げが少ないように感じました。
総評
よくも悪くも地味な作品って感じです。まあそこそこは楽しめたのでよしとしましょう。
本作が鳥山明先生の遺作なのかな?企画が始まったのが結構前という話聞いたので、また未発表の別の作品あるのならみたいものですが…。
比較的短いシリーズだったのも相まって、ゆるーいサイドストーリー的な立ち位置に落ち着きましたね。でもやっぱり自分としてはシリアスなバトルが続くドラゴンボールが好きです。