みなさん、こんにちわ。
わら けんたろうデス。
いつも拙作をご高覧下さり、ありがとうございます。
ついに再開しました、このシリーズ。
本日ご紹介するのは、暁佳奈著『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 上・下』デス。
京都アニメーション大賞にて、初の大賞に輝いた作品。いや、現時点で最後の作品でもありますね。
個人的には、ずうーっと気になっていた作品でした。見かけたら買おうと思っていたんです。けれども、行きつけの書店に置いてない。
で、先日、思い立ちまして(笑)
仕事帰りに書店へ足を運び探してみました。
「……無ぇな。なんでや?」
作者の暁佳奈先生の『春夏秋冬代行者』(電撃文庫)はあるんですが、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」が置いてない。
10年位前の作品とはいえ、アニメ化されたほどのヒット作ですから置いてないというのも考えにくい。
さらに書店の在庫検索で探してもヒットしない!
ますます、意味わからん。
で、スマホで調べました。すると「ヴァイオレット・エヴァーガーデン どこで売ってる?」という検索候補が表示されたので、タップしてみる。
はい。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、出版社の「KAエスマ文庫」と取引している書店でのみ取り扱っているのですね。
詳しくは、京アニのサイトをご覧ください。
愛知県内には16店舗しかないようです。その25%が名古屋駅周辺に集中しております。ワタシがよく行く近所の書店では取り扱いがない。
ちなみに、ワタシ通販キライ。海外の文献とかならアマゾンで買うこともありましたが、書籍だけは自分の手で買いたい派なのです。
で、取扱店でようやく購入できたので、ヨミヨミしておりました。
さて、この作品のあらすじを紹介するのは、考えモノですね。
最初のエピソードは、おそらくですが「叙述トリック」になっているんじゃないでしょうか? 予備知識ナシの方が、意外な展開をより楽しめるように思います。
ワタシ、作品の「あらすじ」をネットで調べてしまい……。作者が仕掛けて下さったトリックの魔法にかからず……。
のおぉぉっ! せっかくのイイところが台無しになってしまった。
なので、この作品に限っては「あらすじ」紹介を控えさせていただきます。
印象的だったのは、情景描写の厚さ。細やかで美しい描写がいいですね。
意外だったのは、戦闘描写。作者によれば、書いていて一番楽しいのは戦闘描写なのだそうデス。迫力とスピード感のある描き方でした。
元の受賞作品が、どの程度、加筆修正されたのか不明ですが、全体の構成が興味深いです。イメージでいうと、時系列で「1・2・3」となっている順番を「2・1・3」の順に構成しているカンジでしょうか?
最後に、ワタシのココロに深く刻まれた本作品の一文を。
「お客様がお望みならどこでも駆けつけます。自動手記人形サービス、ヴァイオレット・エヴァーガーデンです」(下巻374頁)
ゴールデンウィークにイッキ読み!
いかがでしょう?