お久しぶりです、若菜です。
さて、今回は現在連載中作品「高校時代、高嶺の花だった幼馴染と六年ぶりに再会したらこうなりました。」略して『おさなり』に関する近況ノート。
「苦労話を聞いてください」な回となります。
早速ですが表題の件、何が難しいって沙耶ですよ、沙耶。
以前よりお伝えしています通り、当方の作品作りは頭の中に浮かぶ映像を言語化することで成り立っているのですが(そういう意味では若菜も一読者です)。
そうすると作中登場人物の内面を『汲み取る』という作業が必須になりまして。
あまりネタバレになるようなことは好きじゃないのですが、今日はファミリー向け、包み隠さず話しますとですね(注※ 若菜は近況ノートに遊びに来てくれる皆さんを勝手にファミリーだと思っている節があります)。
少なくとも今まで書いてきた全ヒロインの中で、間違いなくNo.1の難関キャラです。
次話、第3章最終話(=第15話)で一部垣間見えるかと思いますが、沙耶を無理やり分類するなら、多分ツンデレなんだろうなと。
高校時代の彼女はさておき、六年ぶりに再会した彼女は言ってることと思ってることが概ね違う。
ある種、媚びていないと言えば聞こえはいいですが、「どうしてそこでそんなセリフを?!」と、思うこともしばしば。(本日更新の第14話でも一部ありましたよね)。
ここでこう言えば受けもいいのに簡単には言ってはくれない。
つまり、もっと読者ライクであって欲しいと思う反面、でもそれが逆に生々しいというか。
もちろん沙耶がそうなったのは六年前の出来事に起因するわけで、そんな彼女だからこそ愛おしく、それこそが彼女の魅力なのかなと思ったりもしますので、勝手な改変を加えずに掲載するよう心がけています。
一方、隆臣は不器用、無骨を地でゆく性格。
顔にもそのまんま出ますし、すごくテキスト化しやすいので、そういう意味では作品としてバランスが取れてるのかなと。
ちなみに本作を連載化するにあたり、先行して近況ノートで連載していまして(現在はお役御免で倉庫行き)。
どちらもご覧いただいた方は、その違いに気づいてらっしゃるかと思いますが、連載作はかなりの改変が施されております。
近況ノートでは主に連載中にはやりにくいチャレンジが多かった印象でしょうか。
敢えて作者的に苦難の道をゆくイメージで進行させていました。
逆に連載化作は、より読みやすい、混乱を招きにくい進行となるよう配慮しているつもりです。
結論としては、根底にあるものは同じなので、どちらも楽しんでいただければいいなといったところなのですけどね。
そういう意味では、現在近況ノートで連載中の他作品も、正式に連載した暁にはガラッと様相を変えたりするかと思います。
そのあたりも今後注目いただければ嬉しいです。
と、いうわけで相変わらず何が言いたかったのかよくわかりませんが……。
なにより、本当に沢山の方に応援をしていただけている現状には相変わらず感謝しかありません。
その気持は作品でお返しできる作者でありたいと思っていますので、引き続きお付き合いいただけると嬉しいです。
ちなみに次回近況ノートでは「今後のこと」を中心に書こうかと思ってます。
多分、週末か来週には更新すると思いますので、ご興味のある方はぜひ遊びに来てくださいね。
ではでは、今日はこの辺で。
最近は朝晩が冷える日も多いですが、皆さまどうかご自愛くださいますように。