橙こあら

あなたは、「食物語」というソシャゲをご存知だろうか――。 このエッセイは、「食物語」に情緒をめちゃくちゃにされた筆者が、コールタールのような愛をこれでもかと注ぎ込んだ怪文書である…

ある夜ネット掲示板にされた、とある書き込み。 列車の中で寝ってしまい、目が覚めて慌てて降りると、そこは存在しない駅だったというもの。 有名な都市伝説と、よく似ていますね。 けど…

中華もの、いいですよねえ。 私も書きたいのですが……。なかなか資料がありませんよねえ。 このエッセイでは、私が手に取った資料についてご紹介していきます。私の読書日記のような側面も…

中華街の片隅にある怪しい占い屋「占卜（せんぼく）」── そこに住み込みで働いている少女・ユイは、物心ついた頃から“占いババア”に育てられた。 客引きのノルマは毎日10組。 稼ぎは…

「怪異が多すぎる！」 　あたし、結々四季（ゆゆ しき）。高校２年生。どこにでもいる普通の女子高生…のはずだった。でも、先祖代々伝わる「48のオカルト技」を受け継いでしまったせい…

通勤電車に揺られていたはずのサラリーマン・セイジ。 気づけば異世界の戦場に放り出されていた！ 武器も魔法もない彼の取り柄は、実家のクリーニング屋で培った「染み抜きスキル」。 血に…

おそらく最も美味しい中国料理である「トマトと卵を炒めたやつ」を作ろうと奮闘したささやかな記録である。 ※本稿の中身について筆者は一切の責任を負えません。料理は各自の責任でお願いし…

高校三年生の隆と梨花は、大学受験も終わって隆は一生のお願い事を梨花にした。

迫る締切と投票所の列との戦い。 競馬場で馬券を買う人なら分かってくれるかもしれない時間。

隣の席の西村は、何かと僕に話し掛けてくる。しかも話題は、毒にも薬にもならないような知識ばかり。 放課後の時間になっても、僕を捕まえて話をする。今日も明日も明後日も。 どうして、彼…

　鳴かず飛ばずのとある力士は取組の最中、わざと負けてしまおうと足を下げようとするも体が動かなくなり…

　「★1レビューを貰ったけど、面白くなかったのかな？」、「PV分析をしたいけど、離脱率が気になる」、「せっかく、増えたフォロワーが急に減った」などと感じている初心者様にエールを送…

動物園での夫婦の会話。 妻は言葉にそっと心情をのせる。

カクヨムさんって、結構レビューが与える影響が少なすぎません？ だからかな、短文感想をレビューに書いちゃうのって。 個人的にレビューは人にすすめるために書くものだから、面白いのひと…

ここ最近SNS等でみていてつらくなったため書いた物です。 《小説家になろう・カクヨム・ノベルアッププラスにて掲載》

鳴かず飛ばずの若手お笑いコンビ。 煮詰まり、つまづき、それでもなお、二人には見たい景色があった。

科学者の男は元日、縁起が良い夢とされる「一富士二鷹三茄子」 を科学的に無理やり夢で見ようと、 あの手この手で寝て、夢を見ようとする。 それが悪夢の始まりだとも知らずに。

うちの猫（ミケ）は、妙なものをひろってくる―― いつもヘンなものを拾ってきたミケが、新しい出会いを拾ってくる話です。

わたしの　かんぜんな　こうふく。

恋人を亡くした男の迎えた正月。 その心情を描いた作品。

タヌキングとクリスマスの今の関係を描いたエッセイ 日本のクリスマスの在り方とは？

ゴツいマスターに迎えられるだけの掌編コント。

【コメディです】漢方医の先生が、新薬が出来たと興奮している。それはどんな薬なのだろうか。

トリの正体について考えてみました。 最初から最後まで思い込み激しく暴走しています。

IT時代、スマホでも即時感想を送れるこの時代に。 紙を用意し、ペンで手書きし、切手貼って、郵送する。 そんなアナログな手間をかける意図は？ 溢れるファンとしての暑苦しい気…

向田邦子のエッセイは、猫がいた。 彼女の飼っていた猫は、十六羅漢様のお一人から名前をとったのだそうだ。

WEB小説を書いてる系のゆるいアイドルファンが、変な推し活をした成果と失敗の話です。 オマケでは、新規性がどれくらいあるのかはわからないですが「推し」文化についての考察をまとめ…

これは、私が中学生のときにやってしまった出来事です。 注意 私(囀)がとっても精神年齢低いです！ つまり、ガキです！！

なぜか、高校二年に上がってから毎日見る手紙。 差出人は不明。 いったい誰が書いた手紙なんだろう。 手紙にはごく普通の内容が書かれている。 他愛もない内容。 でも、それは違ったの…

超短編です。バスのあの娘がちらつき、思索に耽る男子高校生。

趣味と言うのは金が掛かる。

　私は立花、もうすぐ肺癌で亡くなるだけの儚いモブキャラです。 　どうせ死ぬからと思って夜の展望台に行って月を眺めてたら死神を名乗る謎のお姉さんが現れた。 　しかし、死が近い私には…

──気に入らない奴は辞めさせる。 パワハラ部長を謹慎あけに待っていた衝撃の事実とは……

箸休め的に思いつくまま作った詩です。日常の詩。

今日で結婚して三年目。 夫が珍しく花束をくれたの。 とっても素敵な真っ赤な薔薇なのよ。 アプリ「書く習慣」で書いたものです。 お題→花束

大好きな癖って、みんな持っていると思う。 そこで、毎日好きな「癖」に エロに限定せず、「スパロボ30」の進捗なども語っていく。

※抽象的なバッドエンド

ある夏の日、人間の言葉を喋る鳥に遭遇した。 「兄ちゃん、この後ひどい目に合うぜ」

只野動物園という動物園で働く監視員。ある日導入された動物の声が聞こえるという道具を使って、悪さを企む動物とかストレスを感じている動物がいないかとかを監視している。 その中での一部…

カクヨム公式自主企画「怖そうで怖くない少し怖いカクヨム百物語」によせて書きました。 ずっといっしょに暮らしてきた猫たちのお話です。

幼稚園で飼育係になった彼は、夏休みに自宅に持ち帰った亀を不注意から逃がしてしまった。休み明けに登園した彼が、空だと思っていた水槽の中に見たものは…… ★カクヨム誕生祭2024「黒…

6月15日はオウムとインコの日。 私の愛鳥は、現在はオカメインコ。 でも以前はセキセイインコ達と暮らしていました。 今も思い出して笑ってしまう、可愛いインコ達のお話をしましょう。

カクヨム公式企画「黒歴史放出祭」の参加作品です

KAC20215··········｢スマホ｣ わたくしは犬である。 ご主人様はわたくしの他に猫を飼っているが、わたくしのライバルは猫ではない。 すまーとふぉんというヤツである…

つらつらとした創作論です。

お金を出せば誰でも推しの子供を産める未来で、普通にお金を払って推しの子供を産むことにした女の子の話です。

博物館の最上階にあるのは天文学の展示室。そこには彗星の欠片が展示されているのだという。博物館を題材にした散文詩様の作品です。

毎年咲いて私を楽しませてくれる『桜』について ちょっとだけ書かせて頂きました。

ほうじ茶の美味しい淹れ方は熱いお湯で三十秒ほどで抽出するらしい 少しの胸のつっかえとしあわせなほうじ茶の味わい。

長生きすると、自分の心の中で説明のつかないことにであったりするんですよ。