さあ、大変なことになった。
なんと、なんと。
あっさり、予算が通った。
しかも減税路線、積極財政派とみられていた維新があっさりと、増税石破政権に賛成。高校無償化なる無意味な政策をのむ、そして万博のさらなる援助を人質に、いつもの前原代表が国民民主を無視して与党に与した。
野田増税代表の力を借りるまでもなく、あほらしいほどあっさり予算は通った。
これでさらに景気は悪化し、悪夢の民主党政権と言われたとてつもない経済悪化が日本にもたらされるだろう。
リーマンショックどころではない、可能性もある。
就職氷河期とされる５０代前後の世代に加えて、さらにもうひとつの貧困世代がつくられるはずだ。
それは若年世代、労働世代ではない。
直撃するのは高齢世代だろう。
調度、仕事を退職した、60～70歳の世代、ネクスト団塊だ。
年金を受けたばかりで、生活費が全く足りないことを実感し、新たに就職を求めようとしても、そこにあなたの「椅子」はない。
新卒の給料を上げた、の報道がなされるたび、40代以上の労働者が解雇されている現実は覆い隠されている。
株価をみよ。
ドイツは2年連続のＧＤＰ低下でいよいよ金融緩和を行い、去年とうってかわって、株価は最高値を更新している。
アメリカはいわずもがな。
そして日本。
これがかつて、世界を席巻した「先進国」の姿だろうか？
年金暮らしの人々は覚悟したほうがいい。