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第53話 離れ(補:闇の森)

 四協帝国には共同浴場が存在して、実はヴェイザにも在ります。しかし光魔術持ちのショウくんが入るならば兎も角、リカとモモは衛生面のリスクを考えれば論外、と三人は思っています。そこで三人が離れを借りるということにして、お風呂に入る夢を適えてあげることにしました。

 離れに泊まることにすれば、お風呂に入る描写が可能になるとか、アノ時に大きな声を出しても大丈夫だろうとか、そのような不健全な理由からではございません。本当でございます。本当ですからね? 転生者であることを秘するという三人の生き方からすれば、当然の帰結なのでございます。

 宿の離れは後から改装したので「浄化便所」は魔具便器のみで配管無し。本館二階・三階の「浄化便所」は「水筒」付で排水管もあります。一階の便所でも例えば組合は水魔具と配管付きで、町に埋設されている水道に繋がっています。公共施設が配管付きなのは、水質維持という目的もあります。

 「闇の森」は『ホビットの冒険』を始め中つ国の重要な舞台となる森の名前。悪役として巨大な蜘蛛が登場します。「玄奥の森」には幸い、そのような蜘蛛は居りません。ショウくんが言及する顔が昆虫っぽい人型魔物も登場させません。わたくしは昆虫が苦手なものでして。遺憾ながらGは存在します。

J.R.R.トールキン『ホビットの冒険』

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